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面白い文章を書けるようになりたいんです。

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最近の記事

映画「オッペンハイマー」 ①鑑賞前の感想

映画「オッペンハイマー」を観たので、その感想を2つ記したい。鑑賞前に準備していた感想と実際に鑑賞した後の感想だ。 今回は鑑賞前の感想を記す。 この映画ほど「感想」を準備して観た映画はこれまでない。戦争やその記憶について少しだけ勉強してきた私にとって、原爆を扱ったアメリカ発の映画において、原爆がどのように描かれているのか、広島・長崎における被害の描写をシーンとして映し出せるのかなど、一つの作品としてのあり方自体にとても興味を持っていた。 ただ事前情報として、広島・長崎の描

    • Catch your emotion, if you can

      大晦日の22時44分に何かを書きたくてキーボードを叩き始めました。すぐに除夜の鐘つきに向かうので、書き終える頃には年を跨いでいるでしょう。 さて何をまとめようかと考えながら書いていますし、既に赤ワイン1本飲み干している状態ですので、非常に散文になると思いますが、年末年始の気分で許してね。 自分の感情を捕まえられていますか?嬉しいとか、楽しいとか、悲しいとか、寂しいとかの感情です。ポジティブな感情、ネガティブな感情、それぞれ認識出来ていますか? 何か楽しい出来事が起きる期待

      • irony is okay in a postmodern way

        超絶散文です。 「止まりながら動かす」 悶々とする日々が続く中で、どうにもこうにも上手くいかないことばかりだ。先日、ずっと言われてきた「理想の状態」「こうなりたいな」を書き出すことを遂に実行した。書き終わったら、「あ、意外とこんなに色々やりたいんじゃん」と自覚はできたが、次に「どれも無理だろうな」という諦めの気持ちがやってきて、また悶々とし始めた。 それでもやはり状況を打破したい気持ちはある。ただ、動けなくなってしまった状態(デッドロック)(スペースがない)なのに、その

        • I can stage a situation, but I just can’t eat

          4月だ。日本は年度初め、いろんな方々が新天地に移動したりしている。私の耳にも、おめでたい報告がいくつか入ってきた。一方で、あまり良い変化ではない報告もあった。どちらの報告であっても、時間の流れにのって、変化しているなと感じる。 しかし自分にそのような変化は訪れていない。起こせていないと記した方が適切かもしれない。自分だけが4月を迎えられていない、同じ時間で生きているのかと疑問に思う。嫌気がさす、否、もはや呆れてしまっている。 私は、どこで何を間違えたんだろう。私は、なぜ皆

        映画「オッペンハイマー」 ①鑑賞前の感想

          石橋を叩いて叩いて叩き割ってしまう君へ

          おっ、久しぶりに更新したなと思っていただいたファンの方(実在しない)には申し訳ないのですが、結構短文です(私にしては)。今年1年もいつものように無駄な、お金にならないことばかり頭の中で考えてきましたが、それを年末に少しでも記録しようと、wifiがつながりにくくなった5年目のmac book airのキーボードを叩いています。 今回は「チャレンジ」とか「結果と過程」とか、そこらへんについて書きます。ダラダラした文ですが、年末気分で許してください! 何かにチャレンジする時、そ

          石橋を叩いて叩いて叩き割ってしまう君へ

          アートは無意味?じゃあ人生も無意味?

          美術館を訪れること、アート作品に触れることは私の数少ない趣味の一つだ。小さい頃からよく美術館に行っていた訳ではなく、学部生時代に留学先のロンドンでクラスメイトに連れられて行って以来、よく行くようになった。高校までは野球と勉強の毎日で、何よりも美術の授業は苦手だったし、アートに対して興味を持つ時間がなかった。しかし今ではそれに向き合う時間が自分にとって大事な時間となっている。 そしてそれと同じくらい、別に趣味とは言わないが、「人生とは何か」「生きる意味」などについて考える時間

          アートは無意味?じゃあ人生も無意味?

          My Films in 2021

          感覚的にはまだ3月ぐらいなのですが、12月ももう28日ということで2021年がもう終わりそうです、信じられません。ほんとに5月とか6月とか10月とか存在してました?? 存在してたかしてないかといえば、こちらのnoteも存在していないかのようにサボっており、9月から1本もアップできていない状態でしたが、年の瀬に爪痕を残して来年に繋げていこうと思います(ほら、やっぱ10月なんてなかったぽくね?)。久しぶりなので柔らかくいきたいので、今年映画館で見た印象に残った映画たちを某映画ロ

          My Films in 2021

          自己啓発本読まず嫌い 〜HowじゃなくてWhat、Whyを〜

          私は自己啓発本というものが嫌いで、読んだ覚えもない。まあ読んでから評価しろとのご批判は真っ当かもしれないが、まあ読まないであろう。それぐらい嫌いだ。でも読まずしてここまでハッキリと嫌いと言えるのか自分でも気になったので、その理由を読まず嫌いなりに考えて書き下ろしてみようと思う。構成的にはまず自己啓発本とは何かから始めて、それに対する批判と私が嫌悪する理由を続けてまとめていく。 ①自己啓発本とは何か私の自己啓発本に対するイメージとしては「ハウツー本」である。何に対するハウツー

          自己啓発本読まず嫌い 〜HowじゃなくてWhat、Whyを〜

          損しかしない人生かもしれないけれど

          今回は路線を変えて自分のこと特に性格・性質について書き下ろしたいと思います。私自身のことなので、共感できる人もいれば、できない人もまあいるでしょう。どれくらいの反応があるかわかりませんが、共感できない人の方が多いと予想してます。別に共感して欲しいとも思っていませんし、ただ今現在の自己認識をまとめたいのと(1ヶ月後には変わっているかもしれない)、もし読んでくれた人の中に1人でも同じように困っている人がいればその人の少しの救いになったらいいなと、それぐらいの気持ちで書いてます。3

          損しかしない人生かもしれないけれど

          感動を届けるためのスポーツ??

          1年遅れで開催された東京オリンピック2020が約2週間の日程を経て終わりました。そもそも開催の是非が問われている中で行われたり、開会式と閉会式のショボさや、それに関わる不祥事等々、議論すべきことはたくさん残ってはいますが。 この世界的な大運動会で、出場した選手たちにはレベルの高いパフォーマンスを沢山見せてもらいましたが、大会前にはその選手たちの口から「スポーツを通して感動を与えたい」だとか「この困難な状況だからこそスポーツで希望を」というような言葉がチラホラと聞こえてきてい

          感動を届けるためのスポーツ??

          「自分のせい」にしてしまう傲慢さ

          夏ですね、暑くなってきましたね。単に気温の高さがというよりも湿度が高くて蒸し暑いのが大嫌いです。さて、今回はそれと同じくらい嫌いなことについて書こうと思います。 最近、Twitterなどで所謂インフルエンサーと呼ばれる人や名前の後に@マーケターとかつけている人たちの発信内容の中に、「他人のせいばかりにしてないで」とか「全て自分のせいにすべし」、「文句ばっかり言ってないで」など、これらの言葉がよく私のTLに誰かのリツイートで流れてきます。 そんなインフルエンサーたちが言って

          「自分のせい」にしてしまう傲慢さ

          「スポーツと政治は別」という幻想 -ミャンマー戦を前に-

          5月ももう終わりそうですが、今月まだ1記事も投稿していないことに気づき、最低月1本は出すという使命感から書きます。まあテーマがフッと湧いてきただけなんですけどね。今回は「スポーツと政治」について書きますが、「政治」の定義とか難しいことを書くつもりはありません。ただ、「スポーツと政治は分けて考えようよ!!」みたいな言葉を聞くたびに、それはちょっと違うだろとずっと思っていたので、そこにデブライネのエグいキラーパスをグサッと入れるような気持ちで書きたいと思います。 今日このテーマ

          「スポーツと政治は別」という幻想 -ミャンマー戦を前に-

          わりと嫌いじゃないオンライン飲み会

          コロナウイルスパンデミックが始まって1年が経ち、一種のゲームチェンジャーであるワクチンが徐々に供給され始めているというものの、本日(4月20日)の東京の新規感染者数は711人で、大阪と共に3度目の緊急事態宣言がもうすぐ出されるでしょう。以前のような日常を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。 このウイルス対策には特に会食や飲み会を避けることが効果的で、元来飲み会やお酒が好きな私にとっては少しストレスの溜まる1年でした。ただその中でもオンライン飲み会はわりとそのストレスを

          わりと嫌いじゃないオンライン飲み会

          [読書感想文] 『新しい世界』 クーリエ・ジャポン編

          今回は最近(2ヶ月前)読んだ本の書評というか感想というか、読んで思ったこと、ポイントだなと思ったところをピックアップして書いてみる。 1. どんな本かまず、この本はコロナ禍において著名な学者やジャーナリストたちに、このパンデミックをどう見ているのか、また今後どのとうな現象が起こりうる可能性があるのかなどについて海外メディアがインタビューを行い、クーリエジャポンがそれを日本語訳、編集し、そのそれぞれをまとめた新書である。本書には『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリ、

          [読書感想文] 『新しい世界』 クーリエ・ジャポン編

          BTSの世界的活躍が嬉しい理由 〜東アジア人アイデンティティとコロナ差別と〜

          防弾少年団ではなく、バンタンでもなくBTSこれが私の彼らの呼び方だ。あまり同じ日本人として〜だとか、同じアジア人として〜とかいう構文はあまり好きではないが、素直に彼らが世界で大活躍していることが嬉しい。 ここ数年、BTSが世界で躍進し、活躍していることは誰も否定できないだろう。アメリカでの成功はもちろん、ヨーロッパ各地でのコンサートもどれも完売。イギリスのあの有名なウェンブリースタジアムでも2日で12万人を熱狂させた。そして2020年、米Time誌においてEntertain

          BTSの世界的活躍が嬉しい理由 〜東アジア人アイデンティティとコロナ差別と〜

          ”休む”という恐怖

          とんでもなく久しぶりに書きます。特にデータとか出さない、まともに校正もしない眉唾文ですが最後まで読んでいただけたら幸いです。 ここ数日、菅首相の長男による総務省幹部への接待の問題が取り上げられています。その中で、山田真貴子内閣広報官への接待も行われており、波紋を呼んでいます。 この問題はしっかりと追求されなければならない問題であることはもちろんですが、それとは別に山田内閣広報官が若い人へのあるメッセージ動画において、「イベントや飲み会などの誘いを断らずに、チャンスを拾うこ

          ”休む”という恐怖