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経過報告〜2023年3月2週目〜

 随分前に、ちょっと不器用な先輩がnoteで私のことを書いてくれていたのを思い出したので、卒業おめでとうの意味も込めて、出会ってからおよそ1年を振り返っていこうと思います。(個人的でしかないです…)

 出会いは、何と言っても新学年2日目に、先輩が生徒で初めて話しかけてくれたことですね。まだ椅子にも1人では座れなかった頃です。

 そこからルービックキューブ講座を開いたりして、だんだん話せるようになって、まあそこでフリースクールの一件があったわけですが、何度も泣いて、いつもの場所で暑い中寒い中たくさん話して、公園にも行って、1年。私は、長いと同時に短く感じた、両義的な1年でした。先輩はどうでしたか?

 少し一方的に相談しすぎた気もします。でも、なんでも受け止めてくれる先輩だったから、私にとっては仕方ないことかなとも思います。

 先輩は私のことを、「1年前の自分だ」って何度も言っていましたね。正直、喋るのが下手で、気が短くて、すぐ弱音を吐いてしまう私が、あと1か月で先輩のようになれる気はしません。教室の前でずっと動けずに立っている子を見つけても、声がかけられるかどうかは分かりません。

 ここで言いたいのが、①先輩ってすごいですねってことと、②おかげでさっき書いたような子がいたら話しかけてもいいかなと思えましたってことです。

 まず①です。担任の先生もそう言っていたし、信じていないわけではないですが、もし本当に先輩が去年、私みたいだったとしたら、3年生になったとたんに、こんな私に声をかけることができるのか、です。私は、そういう状況を考えただけで今は緊張します。まあ、3年生になったら、4月の魔法でできるのかもしれませんが、多分、勇気がいっただろうなと思います。やっぱりすごいです。

 そして②です。先輩に出会っていなかったら、私は多分、先生が助けるだろうと思って、話しかける勇気を出そうとも思わなかったと思います。でも違いました。先生はそんなに助けてくれないし、先輩に助けてもらった方が嬉しいです。もしそんな子がいたら、1年前の先輩の勇気を、また次の学年に繋げたいです。

 改めて、卒業と合格おめでとうございます。先輩なら、素敵な大学生になって、素敵な先生になれると思います。応援しています!(感想とかあればLINEでお願いします。)

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