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2023年2月2日の日記

 1月がぬるっと行ってしまって2月が始まり、いよいよ冬の時代の終わりも見えてきたところ。三寒四温に翻弄されながらも、私たちは辛抱強く春を待つ。

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 「ラーメンからミサイルまで」という言葉を知った。総合商社の取り扱い品目の広さを表現したフレーズのことで、「ゆりかごから墓場まで」のようなその語感が気に入った。それにしても、最小値を「ラーメン」とし最大値を「ミサイル」と設定したその感性がとても良い。ラーメンだってちゃんとしたものを作るのは結構手間がかかるぜ、野菜炒めとかでよかったんじゃないか。

 振れ幅がデカい人間でありたい。私だって、ラーメンも食べたいしミサイルもブチかましてぇな、ってずっと、おはようからおやすみまで思ってる。
 生きていく中で、自分のなかで何らかの"振れ幅"っていうのは無意識に狭めていってしまっていて、やがてつまらない人間になっていく。大人になるにつれてそれは顕著になっていく。
 いつまでも振れ幅をデカく持つというのは意外と難しい。たとえば、ここから月まで歩いていくのと同じようなもんだと思っているよ。

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 冬から春まで、まだまだ気温の振れ幅のデカい日々が続く。こころの乱高下、憂き静む、浮き沈み。


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