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物心二元論

こんにちは。通りすがりの学生です。

物心二元論:もの(身体)と心(精神)を本質的に異なるものとする考え方

物心二元論という概念にはだいぶお世話になりました。これだけで近代的な知をほとんど説明できてしまうので、小論文を書くときや、現代文の文章を読むときにとても役立ちました笑。

これを唱えたデカルトは偉大ですね。

最近ではこの二元論はしばしば否定されます。ですが私たちは近代の歴史を経たこの時代に生きている訳で、この主観ー客観という図式は当たり前のこととして、私たちに理解されます。いくら否定されようが、私たちの頭には根強く残っているのです。

私自身、このことをよく感じます。
「他人は自分とは“別物”であり、他者は第一義的には存在しない」と。

改めて文字にすると、なんて自己中心的な考えだ、と呆れますね。

でも、人生は自分自身のものであり、自分で自分の進むべき道を決めていかなければならない。他人が影響することももちろんあるが、結局は自分で判断をすることになる。

近代以前の社会には、その社会固有の慣習、生まれ持った自分の身分といった、自分の人生の大きな指針があった。

しかし、それを失った私たちは自由であると同時に、自分で自分の人生に指針を見つけ出さなくてはいけなくなった。


…この捉え方は、私の人生の色々な場面で活用されました。生きるモチベーションにつながるのです。

これからまだまだ残されているであろう私の人生、どれだけ彩り豊かなものにできるだろうか、それを考えるだけでワクワクです。😊

みなさんの人生もより彩り豊かなものとなりますように。