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断熱はどれがいいの?②


お待たせしました(待ってない)


前回のnoteで予告したとおり、今回は
外張断熱について書こう思います!



外張断熱

柱などの構造材の外側を断熱材でくるむ方法


この工法のメリットとしては
構造体の間に断熱材を入れているわけではないので施工が簡単で
結露などの心配が少ないことが上げられます。

さらに、壁内部が空いているので、配管が容易に出来ます。

ただしデメリットとしてコストが掛かるのと
壁の外側に断熱材を付けるイメージなので
あまり分厚い断熱材は付けられません。
断熱材が垂れ下がってしまう心配があるからです。


外断熱では、発泡プラスチック系の断熱材が主に使われます。

発泡プラスチック系:独立した小さな気泡の中にガスを閉じ込めて断熱性能を発揮する。硬質ウレタンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、フェノールフォーム等


以上が外断熱の特徴です。



稀に、外断熱を推しまくる会社さんがいます。

前回のnoteで書いたように、
RC(鉄筋コンクリート)造の建物は外断熱が有利なのですが、
木造住宅に関しては
きちんとした施工をすれば優劣は無いといわれています。

充填断熱はダメ!外断熱じゃないと!と言っている会社さんは
施工技術に自信がないのかもしれません・・・ 汗


やっぱりこのご時勢きちんとした知識を身につけておくことが
納得のいく家作りの第一歩になると思います (^o^)丿



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