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読書記録「絶対城先輩の妖怪学講座二」

〜今日の1冊〜

今日は峰守ひろかずさんの作品を紹介します。

東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室の妖怪博士・絶対城阿頼耶の元には、今日も怪奇現象の相談者が訪れる。 長身色白、端正な顔立ちながら、傍若無人で黒の羽織をマントのように被る絶対城。そんな彼の元に持ち込まれる怪異は、資料室の文献による知識と、怪異に対する時のみ発揮される巧みな弁舌でただちに解決へと導かれる。 夏休みに入ったある日、絶対城と助手(?)の礼音は織口准教授の誘いで、とある田舎の集落を訪れる。そこで二人は古代より続く奇怪な風習に巻き込まれることになるのだった。 四十四番資料室の怪人が紐解く伝奇ミステリ第2弾。

Amazonより

〜読後の感想〜

妖怪博士の絶対城が妖怪に関する様々な蘊蓄(うんちく)を散りばめながら、相談者からの怪奇現象を解決していく怪奇ミステリーの第2段です。
相談者から「霊が出ました!」と言われても彼自身は霊を信じてないから、彼が解決のヒントを得るのは膨大な妖怪の知識から…しかもそこからしっかり怪奇現象を解決していくのだからそこがまた面白いところでもあります。
台詞が多く漫画みたいな感覚で読めるのもいいですね。


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