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読書記録「ゴーストハント5 鮮血の迷宮」

〜今日の1冊〜

今日は小野不由美さんの作品を紹介したいと思います。

増改築を繰り返した結果、迷宮のような構造を持つにいたった巨大な洋館。長年放置されていたその館の周辺で行方不明者が相次ぐ。突然現れたナルの師匠という女性。彼女が持ってきた依頼は、長野県の山中にある広大な屋敷の調査だった。だが調査隊はSPRだけではない。日本中から名だたる霊能者や心霊研究家も集められていたのだ。尋常でないのはそれだけではない。館の内部や外部の構造を調べるうち、麻衣たちは建物のあちこちに不審な空洞があることに気づいた――。そして、事件は起こった。館にいる人間が姿を消し始めたのだ。徐々に明かされていく血塗られた館の過去。ゴシック趣味溢れるシリーズ5作。SPR史上最凶最悪の怪物が潜んでいる!?

Amazonより

〜読後の感想〜

ついにこのシリーズも第5弾です。
今回のお話は…まあ、中々怖かったですよ(笑)
古い洋館で人が消えたという依頼を受けて調査を開始した渋谷サイキックリサーメンバーたち。
調査中にも人が消え続け…洋館に寝泊まりするのも危険と判断して早々に捜査を終了しようとしますが…。
もう、話全体的に常に気味悪いんですけど、一番怖かったのは、主人公の麻衣が寝ている夢の中で、昔洋館に住んでいた女中が殺される体験をしてしまうという場面。
女中の体の中に意識が入っているから、逃げることもできないし、目も閉じられないなんて…想像しただけで鳥肌立ちました。
夢の中で他の人の体に意識だけが入り込んじゃうっていうやつです。
もう作者の文章力が圧巻すぎて…読みながら怖くて怖くて、夜夢に出てくるかと思いました(笑)
久しぶりに夜に読むの怖いなと思った本だったかもしれません。


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