ᰔᩚ詩_ / バケツの青虫さん






保育園の時だった。

バケツに入れた青虫

下駄箱から逃げてってしまったらしい

とっても悲しいニュースなのだ

キャベツ畑の青く美しい住人に

恋をしてしまったのだから当然だ

私はまるで泥団子 永く長く永く長く

彼らの元へは進めないのです。

バケツに入れた青虫さん どこにいるの

砂場の砂を手に取り口に含んだ時

靴に止まったハエは私を止めた

私は青虫 あのバケツに入れられた青虫だ

あなたは気をつけてね

自分には気をつけてね

キャベツ畑に返してくれたんだって

だから 気をつけて過ごしてね

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