映画おばけ

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この世界の片隅にひっそり生きる、コミュニケーションプランナー。映画や音楽、漫画やアニメ、娯楽に育てられた意識が強いので、企画の仕事を通じて、自分なりの恩返しできるよう日々あくせくしてます。noteは徒然なるまま、日々の備忘録として。

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映画は、自分の「想像」が届く距離を、遠くへ伸ばしてくれる。noteはじめました。

こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションやプロモーションを企画するお仕事をさせて頂いてます。童顔のアラサー男子です。 これまで僕自身、アタマの中を「書きこむ場」「整理する場」としては、エバーノートを愛用してきました。ポツポツnoteやブログに書くこともあったのですが、中々習慣にならず。 今年はもう少し積極的かつ継続的に【発信】したいなぁと思い、note(再)スタートに至りました。 どなたの目に触れるとも分かりませんが、あまり気負わず

    • 2020 ヒットコンテンツ分析:『バチェロレッテ』の没入設計が凄い

      2020年下半期のコンテンツ消費動向で、個人的に特に興味深かったのが、AmazonPrimeVideo『バチェロレッテ・ジャパン』でした。 私もこれまでバチェラーシリーズは全て鑑賞し続けてきましたが、シリーズ4作目にして、主役が男女が逆転するだけで、こうもコンテンツが面白くなるものか…。 過去のシリーズとは比較にならないほど、今作『バチェロレッテ』は良く出来過ぎていたなぁと、配信から少し経った今も染み染み感じています。 (本noteは『バチェロレッテ・ジャパン』本編の一

      • 映画業界、2020年代の幕開け。

        こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションや、 プロモーションを企画するお仕事をさせて頂いてます。 仕事で、映画(主に洋画)の広告宣伝業務に携わる立場ですが、今年の各配給ラインナップは次々と公開延期となり、作品供給が絶たれた中で映画の仕事を作ろうにも作れない、大変もどかしい1年を過ごしました。 そんなコロナ禍では、配信ビジネスのプロモーション業務が自分の仕事を支えてくれたことは、ありがたい気持ちと同時に、一人の映画(映画館)ファンとしては

        • 2020年上半期映画ベスト10

          こんにちは、“映画おばけ” です。 鑑賞した2020年鑑賞映画の中から、 ハイライトとなる作品を、 毎月気ままに備忘録&ご紹介。 今月6月は、2020年上半期映画ベストという形で、 1〜6月公開の劇場鑑賞映画の推し10選を、 ご紹介したいと思います。(以下、順不同です!) ↓↓ 『パラサイト 半地下の家族』 2019年12月27日日本公開/132分/韓国 あらすじ 全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOであ

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          ハイライト! 2020年鑑賞映画~5月編

          こんにちは、“映画おばけ” です。 鑑賞した2020年鑑賞映画の中から、 ハイライトとなる作品を、毎月気ままに備忘録&ご紹介。 5月もコロナ禍の外出自粛の影響もあり、 「新作×劇場鑑賞」ではなく 「過去作×自宅鑑賞」となりました。 『エクストリームジョブ 』 2020年日本公開/111分/韓国 あらすじ コが班長を務める麻薬捜査チームは、休みなく奔走しているのに実績を全く残せず、解散の危機にひんしていた。彼らは国際犯罪組織による国内麻薬密搬入の情報を入手し、起死回

          ハイライト! 2020年鑑賞映画~5月編

          僕の仕事はナビゲーション。

          こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は広告会社でクライアント企業の広告コミュニケーションや、プロモーションの企画・サポートをさせて頂いてます。 否応無く到来する「個人の時代」 前回は、「新しい働き方と、5つの思考順路を整理」というタイトルで、コロナショックによる企業活動のアップデートで、否応無く働き方が個人化すれば、必然的に「個人のイシュー(論点、課題、問題意識)」が大事になると、noteに備忘録しました。 大きな船の乗組員としてだけでなく、小舟で一人航海する機会も

          僕の仕事はナビゲーション。

          Afterコロナ、台湾に学ぶ日本のイベント業再開時期

          こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションや プロモーションを企画したり サポートするお仕事をさせて頂いてます。 今回のnoteでは 日本のイベント業を段階的に再開していけるのが 最速でいつ頃になりそうなのか。 海外事例も参照しながら 予測してみたいと思います。 東京は5月一杯「自粛・規制」フェーズを覚悟やはり5月というのは時期尚早ですね。 日本政府は、緊急事態宣言が5月31日まで延長されることを発表しています。一方で、全国的に新たな

          Afterコロナ、台湾に学ぶ日本のイベント業再開時期

          新しい働き方と、5つの思考順路を整理

          こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションや、 プロモーションを企画したり、 サポートするお仕事をさせて頂いてます。 今日は、コロナショック以降の「企業活動の変化」と、 それに伴う「働き方の変化(新しい働き方)」について 私なりに思うところを、 5つの思考順路で整理し、備忘録したいと思います。 ①企業意識は、安全・リスクへの配慮へ今回のコロナショック以降、あらゆる企業で「安全配慮義務」の意識が高まり、消毒、換気、検温、咳エチケット、ソー

          新しい働き方と、5つの思考順路を整理

          ステイホーム! 2020鑑賞映画~4月編

          こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションや、 プロモーションを企画したり、 サポートするお仕事をさせて頂いてます。 鑑賞した2020年鑑賞映画の中から、 ハイライトとなる作品を、 毎月気ままに備忘録&ご紹介。 4月はコロナ禍の外出自粛の影響もあり、 「新作×劇場鑑賞」ではなく 「新作<過去作×自宅鑑賞」 ステイホームラインナップになりますが、 皆さんの自粛のお供になる作品もあると思います。 『ビジランテ』 2017年日本公開/125

          ステイホーム! 2020鑑賞映画~4月編

          コロナ・シフトへ、今コミュニケーション・プランニングについて、基礎から考えてみる。

          こんにちは、“映画おばけ” です。 先日、ハーバード大学が、ワクチン開発など抜本的な解決ない限りしばらくは、ソーシャル・ディスタンスを気にしたり、不要不急の接触を回避するような、セーフティに配慮した「withコロナ」期間が2022年までは続くと、論文を発表し話題となりました。 予想以上に「Withコロナ」期間は中長期化し、「Afterコロナ」はもう少し先の話になるのかもしれませんね。 この間、家にいる生活者にどうやってコンテンツ届けられるのか、タッチポイントを設けられる

          コロナ・シフトへ、今コミュニケーション・プランニングについて、基礎から考えてみる。

          ハイライト! 2020新作映画~3月編

          鑑賞した2020年新作映画(劇場鑑賞)の中から、 ハイライトとなる作品を、毎月気ままに備忘録&ご紹介。(一部ネタバレを含みますので、予めご了承下さい) 3月はコロナウィルスによる外出自粛にもさらされ、 あまり多く劇場に観に行けてませんが、以下ラインナップです。 『初恋』 2020年2月28日日本公開/115分/日本 あらすじ 新宿の歌舞伎町。身寄りのない葛城レオ(窪田正孝)は才能あるプロボクサーだったが、格下の相手に負け、試合後の診察で自身の余命がわずかだと知

          ハイライト! 2020新作映画~3月編

          評価経済社会の、コミュニケーション設計モデル「AMEES(エイミーズ)」

          こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションや、プロモーションを企画したり、サポートするお仕事をさせて頂いてます。 映画や音楽、漫画やアニメといったエンタメ商材に関しては、かれこれ10年近くに渡り、様々な作品を世に伝え広めることに携わってきました。 今回のnoteでは、私が自らの仕事で用いているコミュニケーションプランニングのフレームワーク「AMEES(エイミーズ)」を、備忘録をかねて紹介させて頂きます。 AMEES(エイミーズ)とは・A

          評価経済社会の、コミュニケーション設計モデル「AMEES(エイミーズ)」

          BC 2020 (Before Corona)のポップカルチャー史を『2010s』で振り返る

          こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様のブランディングや広告コミュニケーション、プロモーションを企画したり、サポートするお仕事をしています。 とりわけ映画や音楽、漫画やアニメといったエンタメ商材に関わることが多い身の上で、世間を騒がせるコロナウィルスによる、エンタメ業界の一斉自粛、各種案件のキャンセルに次ぐキャンセル等で、経済ショックをモロに受けている立場でもあります。 BC 2020 (Before Corona)として、 句読点が打たれそうなエンタメ業界

          BC 2020 (Before Corona)のポップカルチャー史を『2010s』で振り返る

          ハイライト! 2020新作映画~2月編

          鑑賞した2020年新作映画の中から、 ハイライトとなる作品を、毎月気ままに備忘録&ご紹介。(一部ネタバレを含みますので、予めご了承下さい) 『サヨナラまでの30分』 2020年1月24日日本公開/114分/日本 あらすじ メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL」。1年後のある日、突然見知らぬ大学生・颯太(北村匠海)が現れ、メンバーのヤマケン、重田、森そしてカナに再結成を迫る。――実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキ(新田真剣佑)だった!偶然拾った

          ハイライト! 2020新作映画~2月編

          「感動」のSTAR(スター)分析:後編

          こんにちは、“映画おばけ” です。 企業様の広告コミュニケーションや、 プロモーションを企画したり、 サポートするお仕事をさせて頂いてます。 今回のnoteも、前回に引き続き、 感動の構成要素を整理するフレームワーク 「感動のSTAR(スター)分析」について。 『感動のメカニズム 心を動かす Work&Lifeのつくり方』 前野隆司 著 (講談社現代新書)より引用 前編では、フレームワークの前提となる、 「経験経済」「経験価値マーケティング」について触れました。 後

          「感動」のSTAR(スター)分析:後編

          「感動」のSTAR(スター)分析:前編

          こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションや、 プロモーションを企画したり、サポートするお仕事をさせて頂いてます。 とりわけ、映画や音楽、漫画やアニメといったエンタメ商材に関わることが多い身の上ということもあり。 エンタメ体験にまつわる「面白い」という感覚を科学し、自身の企画のノウハウにフィードバックして体系的な整理をしたいなあと、色々な先行研究を調べています。 この度、前野隆司(まえのたかし)氏の著書『感動のメカニズム 心を動かす W

          「感動」のSTAR(スター)分析:前編