YOshiki

大学院生 (博士課程, 生命科学系)。日々の生活や読んだ記事、本、論文について書きます。

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最近の記事

OIST 入学に至るまで Part3—面接審査編

Part2に引き続き、実際のOIST入試の体験について書きます。 今回は面接試験編です。OISTの面接はAdmission Workshop (AWS)と呼ばれています(Amazon Web Servicesではない)。 AWSは年二回 (2月中旬と6月中旬)行われており、それぞれの書類の締切は11月中旬と3月末です。 大体書類審査で500~600名位応募があるらしく、AWSにはそこから50~60人/回程度が選ばれてきます。書類の倍率は約10倍といったところでしょうか。ちなみ

    • OIST 入学に至るまで Part2—書類審査編

      Part1ではOISTに向いてそう(と僕が勝手に思っている)ことについて、OISTに研究室見学に行くべき!という話を書きました。 Part2, 3では実際の試験内容について書きます。 OISTの入試は書類審査→面接審査の2段階選抜です (2021年9月現在. 今はオンライン面接だそうです)。 国内の大学院とか入試形態がかなり異なるので、これを理由にOIST受験をためらう人もいるかと思います。個人的には、OISTのシステム・ラボが合っていると感じているのに、入試形態のせいで諦

      • OIST 入学に至るまで Part1—受験検討編

        この記事は、修士卒→2019年9月にOIST入学(分野: バイオ系)した人間が書いています (OIST入学したてなので、実際の雰囲気についてはまだまだつかめていない部分が多いです)。 受験検討編、書類審査編、面接審査編の三部構成でOIST入学に至るまでの話を書きたいと思います (*1)。 OISTへの進学を(なんとなく)考えている人を対象に考えています。 (注)個人の体験談なので、非常にバイアスがかかっています。あくまでも参考程度にお読みください。 この記事で書いたことは

        • 新天地

          今年の9月から沖縄科学技術大学院大学 (OIST)に進学します。 日本にあるけれど、日本ではないかのように感じる大学院です。 公式HP: https://www.oist.jp/ja 2011年に5年一貫性の博士課程プログラムがスタートしたOISTは、キャンパスが沖縄の素晴らしい自然に囲まれていて、研究環境も抜群に良いです。 博士課程の学生は、約年240万円の給料および授業料相当額 (約60万円)が無料なため、学術振興会特別研究員+国立大で授業料全額免除 相当の待遇で研究生活

        OIST 入学に至るまで Part3—面接審査編