私は自分を認める事がとても苦手だ。
というか最近気づいたけれど自分を大切にするという解りやすい行為がとても苦手。
傷付けている方が楽で安易で安心だから
どうしてか大切にする事に苛立ちを感じてしまう

自分を大切にするやり方が解らない

正直にこれに尽きると思う。
高校生か中学生かもうそんな頃から
気怠くて何もかも嫌だった。
毎日のルーティーンに苛立って意味を見出だせず
空っぽな毎日にただ反発していた。
若かったし反発してる頃は攻撃的な思考を
ある程度外に向けていた。
誰もが学生時代通るだろう道だと思う。

しかし途中から絶望してしまって
言う事を聞かない体に対して増悪が膨らみ
家庭の崩壊から自分を否定し続けて
それが習慣化してしまった。
バンドが解散に至ってしまった事にも自分は
原因に含まれている。
何かそうやって起きた時、受け入れ切れず
自分を攻撃する事しか出来なかった。

短絡的で浅はかだと自分でも思う。

でもそれしか術を知らなかった。
自分の精神を保てなかった。
良い事ではないのは解っていたけど
それでも感情をコントロール出来なかった。
何より自分への攻撃=安心という回路が既に繋がってしまっていた。
そうなるともうそれ抜きでは日常を送れない。

今は自分への攻撃はしなくなった。
物理的な手段は取らないと決めているし
変わりたいと思って決意した日から封印している
それでもどうしようもなく苛立つ時があって
そんな時には安易に安心したいと
頭に浮かんできてしまう。
これを振り払う日々はとても疲弊する。

傷付ける必要が無い。
頭では解っているのだけど、難しい。
一度それで安心を得てしまったが為に不安定になるとノイローゼに近い感覚に陥ってしまう。
傷付けなければ、という変な思考になる。
必要が無いのにね。
労ってあげる事が出来ない。
月経前なのが原因の8割を占めているのだけど
こういう時悪知恵だけは働いてしまうもので
物理的に攻撃出来ないなら食事を否定すれば
ある種の自分への攻撃になり得る
そんな馬鹿な事を考えてしまいがちで
割とお手軽に日々の中で選べてしまう為に
これが中々厄介な種だったりする。

拒食症には恐らくそういう意味も含まれる

とても腹立たしく癪で、悪態を吐かないと
食べる事が出来なかった。
八つ当たりだろうとも解っていても
どうしようもなく苛ついて仕方なくて
食べる事が癪だ!
等と当たり散らかさないと食べれなかった。
昨晩はそんな風にしてなんとか食べたのだ。
巻き込んだ人には謝罪したい。
八つ当たりだという自覚はあって
出来るだけ普段はそれは人には出さない様に
心掛けてはいるのだ。
だが、多分甘えたんだと思う。
実際、自分の口からそんな風に

食べることが腹立たしい

自分への攻撃の手段の1つで自覚している

それでも致し方ないから食べる

言葉に発したのは珍しい。
いつも周囲に遠慮して言えないし
悪い思考だからこんな考えをしてる自分を
更に否定する流に入ってしまうのだけど。

多分、予定してた様に晩御飯を何一つ作れず
お風呂にも入れずストレッチ等も出来ず
1つも何もしてない事が嫌だったのだと思う
インスタントのお味噌汁と冷凍肉団子にご飯
その作れなかったご飯を食べる言い訳が
恐らく欲しかったのだと思う。
駄目な自分というのを叱責したかったのかな

形がどうあれそれを人に見せる事は
本当に殆ど無いし見せたくない。
けれど過ぎてしまった事は巻き戻せないので
自分が自分で言葉にして認識した事を
前向きに受け入れようと思う。
文句言いながらもちゃんと食べて偉かったね。
自分を大切にする仕方が解らないのも
それを認めれて良かったじゃない。
手探りだけど解らないなりにやっていこうよ。

今までは自分への攻撃精神で安心を得てきたかもしれないけどもうそれは手放しても大丈夫。
難しいね。
だけどずっと大事にそのまま抱える必要は本当はないんだと気付いてるんだよね。
でも今はまだそれを認めたくなくて前向きに疲れた時には出ちゃうんだよね。
良いよ、出しても。
駄目だよなんて言わないから文句言いながら食べようよ。ずっと前向きなんて無理だし。
だけど何故、という原理は理解しよう。
解った上で考えていこう。

そして月経前の苛立ちからだから
ある程度は仕方ないと割り切ろう。
そして次の一歩を仕切り直そうね私。
一つ一つ積み重ねはつらなっている様で
個別なんだから、一日出来なくても大丈夫。
そんな日もあるって割り切って
何事もなく素知らぬ顔でまたやり直そう。
それが出来るし、それは駄目な事じゃないから
しょーがないかって思ったっていいじゃない

ちゃんと解っているなら、大丈夫。