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やる気、倦怠感、だるさ

身体がだるい、重い、眠気がすごい方へ

<主な原因と対処法>


身体がだるい、身体が何となく重い、眠気が常にある、などは東洋医学で言う「気の低下」であり「やる気、元気、」の気の低下によるものです。



これは近年多くみられる自律神経の機能低下による身体の変化かもしれません。


身体の疲労感や眠気、重だるさは体内の気のエネルギーの低下によるものであり、「気」とは「生命エネルギー」のことを指します。



では生命エネルギーが低下する原因はいったいなんでしょうか?


東洋医学で言う「生命エネルギー」とは食べたものを胃や腸が消化吸収し、それを「腎」の作用で体内に変換しエネルギーとして使いますが、変換する場所の元である消化器官の胃や腸がしっかりと機能していないと消化吸収もままなくなり、気のエネルギーを蓄える事ができません。


胃や腸の働きをコントロールしている一つに「自律神経」が大きく関わるので、この自律神経のバランスを整えることが消化吸収の能力を高めることになります。


ここで、自律神経とはなにか?


神経、血液、ホルモン、リンパ液などを主る循環器機能と交感神経や副交感神経を支配しているものでその司令塔が脳内にある視床下部です。



<気の低下とその原因>


眠気、だるさ「気虚」といいます。
気虚は気の力が弱いので血流も弱く、眠くなりやすいので身体も怠くなりがち。


朝は元気だが、昼食後から夜まで身体が重くダルくなる特徴があります。


原因の解決法のポイントは自律神経を整えることですが、その根本でもある「気、血、水」の流れを良くすることが大切!


「気」とは生命エネルギー


「血」とは血液と栄養素


「水」は血液以外の体液


これらの巡りを良くすることが大切です。



<ツボ>

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①内関:前腕で手首のしわの中央から指幅3本上(肘に向かって)のところ
②労宮:手のひらの中央で手を握ると中指の先端が手のひらに当たるところ


刺激は特にお灸が良いですね。


1日2回~3回1点を2回から3回お灸をする。
更には、ストレスを溜めない、疲れをとる、食事をは消化の良いもの、暴飲暴食を控えるなど。


<まとめ>
①眠気、ダルさ、などは気の生成の機能が落ちている
②自律神経の乱れやストレスから胃腸の疲れが機能低下する
③胃腸の機能低下により、食べたものがエネルギーに変換されてない
③気血水の巡りを整える
④ツボ刺激とライフスタイルの見直し(生活習慣)



いかがでしたか?
ただのだるさや眠気だと軽視していると、身体の免疫力が低下してしまいます。
食事やライフスタイルの見直をまずは変えてみましょう!

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