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英語って使いますか?

 実際仕事で英語って使っていますか?
勤めている会社が外資系という人は当然使うと思いますが、海外の会社との取引をすることになったとか、外国人のお客さんがくるようになったとか、使う必要性が出てきたという人もいるのではないかと思います。(最近は、ビジネスカタカナ語も多くなっていますが、ちょっとそれは別物です。)
 私自身も、何となく必要とされる状況があったんですが、その時は集中して勉強しようとか、英会話スクールに行ってみようかとかふと思ったとしても、実際に行動に移すことなく日々過ぎていってしまうことが多かったです。
 でも最近は、どのくらいのレベルかは別として”英語って今やできて当たり前”のコミュニケーションスキルになりつつあるのではないかと思っています。ちょっと前に転職活動をしていた時に見かけたのは、企業よってはTOEICが800以上じゃないと社員になれないという条件を出していたり、英語を社内公用語とする会社もあったりしました。勿論、そうでない会社の方が多いですが、英語ができるというのがプラスのスキルではなく、仕事をする上での最低限のスキルになっているという事を考えると、本当に世の中変わってきていると思います。
 今回は、自分が英語の必要性を感じたタイミングのちょっとした振り返りを書いてみようと思います。

外資系の会社に入った

 外資系とは言え、社内に本国の人は0だったのもあり、日常でのコミュニケーションは日本語でした。社内の資料に英語が多いのと、毎週メールがくるドイツ本社からの社内報が英語だったりする以外は、あまりそれまでの会社との変わりは無かった為か、それほど英語を勉強する必要性は感じていませんでした。しかし、メールでの海外工場とのやりとりや、上司が本社あてにプレゼンする資料で自分のパートの確認を依頼された際に、英語で書くことを求められました。その中で思ったのは、”結構書くことも難しい!”と思ったのと、”単語が出てこない!”ということです。それまでは、英語=しゃべるという感覚が強かったのですが、”仕事としてちゃんと書く”という事は思った以上に大変でした。
 知り合いとやり取りするわけではないので、それなりに丁寧な書き方が必要なのと、ニュアンスが間違うと大変だと思い、意味を調べながらやったりしているとまったく仕事が進みませんでした。インドの工場と不良品のことで色々やり取りしていたら、めちゃめちゃメールでキレられるということもありました。
(これは英語とは別問題だったとは思っていますが、、)
  仕事で使うっていう事は、日常会話ができるというのとはレベルが違うな、と思わされる機会でした。

叔父さんがアメリカ人

 私の父の妹のだんなさんがアメリカ人です。人生で3回しか会ったことがないですが、実家に帰ると茶の間でアメリカ人がお茶を飲んでいるという光景には、ちょっとした緊張感が生まれます。ずっと日本にいるわけではないので、会うのはほぼ誰かのお葬式の時だけという感じですが、身近な親戚の中に英語しか話せな人がいるという状況は、たまにやってくる”英語の必要性”を感じる瞬間でした。
 話す内容は大分長い間の近況報告という感じですが、ネイティブの話す言葉は早くて聞き取れないことが多く、近くにいる叔母に助けを求めるという感じです。たまにあるこういう状況は、”英語できたら、もっとコミュニケーションがとれるのに”と思わされる機会でした。

めっちゃできる人が近くにいた

 別の会社で働いている時には、めっちゃ英語ができる人がいました。ワーホリでオーストラリアにいたことがあったり、ゴリゴリの外資系で働いていたりと、身近にいた人の中では”一番英語ができる人”でした。その人の経験談を聞いて思ったのは、”英語ができると結構楽しそうだな”という感覚です。単に英語ができるだけではなく、その人の個性や行動力によるところも大きいとは思いますが、その人から見えている世界は、大分違っているように見えました。うらやましいと思った経験です。

 上記の通り、”書けるスキル””聞き取れるスキル””話せるスキル”それぞれ重要だと思う機会がありましたが、全部がすぐにできるようになるのは難しいと思ったので、まずは”書ける”と”聞き取れる”を勉強しようと思いました。TOEICのR&Lテストがまさにそれだったので、まずはその点数を上げてみようと思い立ったのが、2年くらい前のことです。それからは、結構地道に続けています。

そのうち英語ができないと気まずい時代が来るような、、

 では実際どうやって勉強しているかというと、ここ1、2年はスタディサプリというアプリを使って、TOIECの勉強をしています。なんかノートに練習文を書くとか、書いてあるのをひたすら読むとかって余程のモチベーションがないと難しいですが、アプリだと日々の記録が残るのと発音の採点機能とかもあり、ちょっと楽しんでできるので何とか続いています。毎月数千円取られているというのも、やらざるを得ない動機です。
 何かの本に、ネイティブを100とすると、TOIEC900点でその4割と書いてあったので、やっぱり言葉を覚えるって難しいなぁともしみじみ思います。”英語ができたら楽しそうだな”という前向きに動機もありながら、”英語ができなかったらやばそうだな”という強迫観念もあります。ちょっとネガティブな考え方ですが、”英語ができる”とは思われなくてもいいので、まずは”英語ができない”とは言われないようにするというのが当面の目標です。
 そのうち英語ができないと気まずい感じになる時代が来るような気がしてなりません、、、