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青森ワッツのピンチをチャンスに繋げるために

本日は、青森です。青森ワッツ(以下、ワッツ)の親会社の急な経営破綻により、クラブ経営が混乱したひと月でした。クラブの努力とワッツを応援しているブースター・パートナーの皆さまのおかげで、状況が好転していることお伝えすることで、更なるご支援をお願いすることが最大の来訪目的となります。

結論としましては、3/2の北谷社長が会見した時点で、今シーズン乗り越えるには、5000万円不足していると発表がありました。現時点で4000万円の調達が完了し、残り1000万円まできています。ご支援をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

4000万円の内訳は、
・寄付(応援口座)     780万円
・応援ステッカーの売上(販売枚数2,500枚以上) 100万円 
・ホームゲーム、スポンサーの獲得による売上増加等 3,120万円
多数のブースターの皆さまにご来場頂き、チケット、グッズ収入などが見込みよりも大幅に増加しています。 また、新規スポンサーの獲得、既存スポンサーによる追加協賛をいただいているようです。

しかし、ワッツは、目先の運転資金を確保するということと、債務超過解消ならびに来シーズン以降安定的にクラブ運営が可能かどうかの実現可能性を担保することで、来シーズンのB2ライセンスを取得しなければなりません。また、並行して前述したことの解決策と同義である新オーナーを見つけるという、短期間でかなり難易度の高い挑戦が続いております。

新オーナー獲得については、前親会社の経営破綻により難易度の高い動きを余儀なくされていますが、クラブの努力により奇跡を起こせる状況まで来たと思っています。あと一歩、クラブとリーグで取り組まなければならないこと、ブースター・パートナーの皆さまにお力添えを頂かなければならないことの2軸あります。

本日、前者は、責任をもってクラブと取り組みますので、後者についてご支援をお願いしたいということを訴え続けた1日となりました。自治体、メディア、地銀に訴えることができました。ホーム最終戦は、マエダアリーナに足を運び、ブースター、パートナーの皆さまに感謝の気持ちをお伝えして、目標達成に尽力したいと思っております。

何卒、ホーム最終節にお越しいただき、チケット、グッズ、ステッカー、寄付、新規・追加協賛をよろしくお願いします。何よりクラブ最多入場者数を記録できたら嬉しいです。当日何するかは、クラブと相談していますが、何かご希望がありましたらSNSで教えてください。

青森市長を表敬訪問
13:00~13:15 西市長との会談

西市長からは、プレーオフ出場が決まったのは市民としても嬉しいことであり、資金繰りの部分はもうひと頑張りですね、とお声をいただきました。ワッツは予算が厳しくても毎年良いチームを作っていること、ブースターの熱量が高いということをお話しています。

中央 西市長

13:15~13:30 メディアの囲み取材(青森市役所本庁舎)

青森テレビご挨拶+取材 夕方の情報番組「わっち」の事前収録。

市長表敬訪問と同じく、
B.革新についても話題となりましたが、地方創生を達成するため、地方のクラブも大切にすることを改めてお話しした。また、今回、ギリギリの状態であることを開示したことが、ブースターの熱量を再確認させる機会になることを期待しています、と話しています。

クラブにとっても、ローカル局というものは重要性が高いと伝えしています。今シーズンの開幕戦も地上波で放送していただいたことのお礼と、今後のご支援もお願いしています。


青森銀行
青森銀行専務:田村強様 新町支店長 :奈良岡修二様

田村専務からは、報道が出た際は一青森市民としてワッツがなくなるのは寂しいと思っていた。B.革新について、これからのスポーツビジネスのあり方の模範になるのではないか、と期待感を示していただきました。

左から青森銀行 成田会長


東奥日報 16:00~17:00
代表取締役社長:釆田正之様、 取締役広告局長:南谷毅様

状況が好転しつつあることをメディアにお伝えするために来たことを説明し、北谷社長からも「背伸びせずに一歩ずつ成長していく」とお話しいただきしました。過去何連敗もしたところから、ワッツがここまで成長してきた話、日本代表の話、青森県出身の選手の話が増えてほしいという話題となりました。

全てが終わり、ワッツの北谷社長、鹿内専務、下山顧問、小宮さん リーグの藺藤と懇親会。前社長の下山さんと懐かしい話をしたり、クラブをどうにかしなければどこの一月戦ってきた話を伺い、何にがなんでもワッツが良くなるように尽力せねばと、改めて身が引き締まりました。

青森県民、ワッツブースターの皆さま、クラブへのご支援が未来に切り拓かれていくことに繋がっていることを信じていただき、共に戦ってください。日曜日、お目にかかれることを楽しみにしています。

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