見出し画像

【健康】睡眠パターンと学業成績や心身状態は関連するか―夜間睡眠の質と量,日中の眠気と短時間睡眠の活用―

2015年千葉大学の研究結果より。

『睡眠パターン』と『学業成績や心身状態は関連するか』どうなのか?

<こういう研究をいくつか読んで学んだこと>

・睡眠は長すぎても短すぎてもいけない
・極端な生活スタイルでなければ学業の成績には影響が出ない
・睡眠(両質)が不十分だと朝のだるさなど身体への影響がある
・極端に睡眠時間が短い(短くなってしまう不眠のような状態)はうつの可能性や既往歴などと関係がある
・昼寝をした方が良いが、時間帯(16時まで)や寝る時間(20分程度)も重要
・でも自分の睡眠をベストな状態にするのは難しい

<内容共有>

*大学生の実態は, 平均睡眠時間が男子6.20h,女子6.09hで,調査24カ国の中で男女とも最も短く,さらに自己評定の健康度は男 子の38.4%,女子45.7%が悪い

*様々な研究結果があるが、朝型が必ずしもいいわけではない。
*極端な睡眠パターンでなければ悪くないという結果もある。

*夜間の睡眠パターンと学力との関連性に関しては必ずし も一定の結果が出ているわけではない。

*夜間に十分な睡眠をとると、朝の眠気が少なかった

*日中に眠気がある群は、夜間睡眠が不十分

*朝の眠気、身体の疲労感、意欲の欠如、イライラ感、休みたい気持ちには関係が見られる

*バイアス:教育学部所属、勉強意欲が高い集団

*居眠りに対する理解が必要

*仮眠をとることは良いが疲労感や眠気が残ることがある

<まとめ>

必ずしも朝型が良いわけではない。

短時間すぎる睡眠はよくない(6−8時間が推奨)。

寝る時間が遅すぎるのもよくない。

仮眠、昼寝をうまく活用するのも環境によっては良い。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?