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お土産

カリフォルニアは、今日午後6時3分から秋になる事をきこぺんアロハがお知らせいたします。

我が家の平穏な日々は容赦なくオワッタ。あっという間の16日間。静かで平和だったなあ。火曜日はハワイへ翌日経つ二人のお客さんとメーテルがヨーロッパの長旅から夕方帰宅。

私は帰って来たメーテルに「お帰りなさい。旅を楽しみましたか?」とだけ移動しながら声をかけたら「オー イット ワズ ワンダフル アンド ビューティフル」と嬉しそう。はいはい良かったねえと私は日中、準備しておいた夫の夕食を温めて二階へ上がる。下へ行く時はマスクを付ける。お客さんに失礼とか思われようがどうでも良い。長旅の後、マスクなしで家の中を動き回ってるお客さんの一人からご挨拶もなくいきなり「犬はどこにいるの?」と話しかけられて驚いた。このファミリー結構そういう事あるあるだけど。常識の違いは変えられないので私は部屋に籠る。

私の出待ちをする老犬。どっちが頭か分かりづらい

そして久々にコンコンイエース。ぎゃっ来たと慌てて「マスクを付けてドアを開けると「これ、あなたにお土産。」と大きなチョコレートを頂く。ここのチョコレートは美味しい。メーテルのことだから葉っぱでどんぐりを包んで龍の髭で縛ったものだったらどうしようかと思ったけど(笑)。私がお礼を言うと今度は、足が浮腫んだと言い始めたのでドアをそっと閉めた。いつも飛行機に乗ると足が浮腫むメーテル。出発前に「足動かすのも大事ですがこれ浮腫み防止にいいですよ。」と新品の圧縮ソックスを渡した。「ありがとう。履いていくわ。」と言ったのだが出発後、犬の世話でメーテルの部屋に入った時に渡した靴下を見つけた。履いて行かんかったんかい。夫に言うと「もうそんな親切にしなくて良い。また足が浮腫んだって騒ぐんだ。」言った。親切というか毎回足が浮腫んだと2、3日騒ぐメーテル。以前、親戚の結婚式に夫と出かけた時は浮腫んだと騒ぎ夫は、急遽結婚式用の靴を買いに走ったらしい。圧縮ソックス履けば少しはましなのに。

翌朝、キッチンに降りるといつもならヨレヨレのパジャマにカツラなしで一瞬あれっうちにお爺さんいたっけとなるはずが見たこともないシルクのガウンを羽織ったメーテルがいた。お客さんの為に中華鍋(!)でベーコンを焼いていた。シルクのガウンはこんな感じとAmazonから画像をお借りしてみた。後ろから見るとプロレスラーがリングに上がる時みたいで頭の中で猪木さんのテーマが流れる。イノキ ボンバイエ♩

シルクキモノガウンといってアメリカ人はお好きなようで。

義姉はまだ起きて来ていないようだが私は、オフィスに行く準備があるので急いで夫のお弁当と朝ごはんの準備だけした。

とにかくここ数日は、出来るだけ顔を合わせないようにしよう。


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