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【1】世界(岩波書店)

「僕は読書委員」
 そんなタイトルをつけてみた。
僕は特別でもなんでもない英語講師で中学・高校生から社会人までを対象に授業を行う日々で時々、編集や翻訳の仕事をしています。
そんな平凡な僕が「こんな本買ってみたー!」とか「面白かった!」
みたいなことをnoteに残してみようと思いました。
“なるほどー”とか“面白かった!”と思っていただけたら幸いです。
 
子供の頃から本好き。素朴な疑問や気になった言葉に出くわすと一休みし、考え込む癖があった。いまは極細の赤ペンと老眼のメガネが必須アイテムになっている。
少年期と今もさほど変わっていない、そう成長がない。困った人間と思う。
 
ところで「世界」(岩波書店)」は古い硬派な書籍として有名だ、それが大きくリニューアルした。本は本屋さんで買うものと改めてそう感じる。
どこかポップな、本の中身がなんだろう?と感じさせるような作りだ。
 
もう一度、ところで「世界観」ってホント人それぞれと思う。
つまらない程度の低い価値観を押し付けてくる人の「世界観」は相手には「狭い世界」を意味するが、当の本人は「大海原の果てしない世界」を意味すると思う。
「あなたの世界観は?」と聞かれると返答に困ってしまうし、
そこに「価値観」という火がつくから人間関係がヤケドしてしまう。
 
3日目の、ところで書籍「世界」の「世界らしさ」ってなんだろう?
重たいテーマの議論を重ねるたびに出てくる言葉はなんだったのだろう。
日本から海外へ目を向けると、戦争や紛争が絶えない現実が存在する。
国内に目を向けても難解なことばかりだ。
その現実にWhy?と聞かれ、The reason is …と答えられない自分がいることに気づく。
勉強が足りない…勉強ってなに?
「自分に何が足りない?」と厳しく突き刺さる。
「何をテーマに世界を見ていこうかな?」から始めてみると答えは出てくるはず。
僕は教育の世界にいる人間だ、改めて「教育」ってなんだろう…
「最後は教育なのか?」
僕は、そこから読んでみることにした。

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