見出し画像

Canvaを使いこなそう!:簡単におしゃれな名刺がつくれる!


はじめに

趣味でフォトグラファー(カメラマン)として4年ほど前から活動をはじめ、ポートレートやスナップ撮影をしていた。人から依頼されて撮影することもあれば、人に依頼して撮影することもある。以前、展示会に出展するための作品写真を撮りたくて、イメージに合う人をたまたま電車移動中に見かけ、当時持っていた名刺を渡したことがある。その日の夜に、名刺を渡した女性からDM連絡があり、作品撮りをさせてもらえることになった。ちなみにその時の作品は以下。

展示会の場でも名刺を配ることで、自分の作品を見てもらえることも増える。ほかの人からいただく名刺を見るのも楽しい。4年前に作成してから最近は使う機会の減った名刺だが、来年1月に展示会があるので、それに向けて、今回は新たにデザインを一新して名刺を作成していこうと思う。

簡単に作成できるので参考になれば。

フォトグラファー(カメラマン)だけでなく、クリエイターの方、個人で仕事をされている方等にもおすすめ。

Canvaでの作り方

Canva

Canvaの公式ページから名刺を作成することができる。Web版、アプリ版がある。スマホ、タブレット、PCどこからでも作成可能。Web上で作成できるので、初めての人はWebで試してみてほしい。

1.ログインする〈アカウントのない人は作成〉
2.無料版を使用する〈サブスクもあるが、無料で十分〉
  課金すると豊富なデザインが使用できるが、なくても無料の範囲内で十  分で作成できる。
3.右上の「デザインを作成」をクリック

4.下の方にスクロールすると「名刺」が出てくるのでクリック
  すると、左に名刺のテンプレートが現れるので、そこから選んで自分好みのデザインに変更していく。素材・テキストから好きな字体や画像、デザインを使用することができる。手書きっぽい字体を選ぶこともできる。デザイン力がなくても、使えるデザインが多いので組み合わせているうちに良いものが完成する。

私はこんな感じでシンプルに作成してみた。
QRコードもCanva内で作成でき、色も細かく決めることができる
裏面にはQRコードを読み取りやすいように大きめのものを配置。

ただ、これでも十分素敵なデザインの名刺を作成できるが、さらにおすすめの方法を下に記述する。

クレカサイズ(小型サイズ)で作ろう

おすすめというのは、「サイズを変える」こと。
日本の名刺サイズは55×91mm。一般的によく見かけるサイズ。このサイズよりも、クリエイターとして活動しているなら、もう少し小さいサイズの名刺をお勧めしたい。

その小さな名刺というのは、欧米サイズ・小型サイズの名刺。欧米サイズは51×89mm。日本の名刺より一回り小さい。さらに小さい名刺にしたい場合は小型サイズ49×85mm。小型サイズはクレジットカードサイズなので、カードと一緒に財布にも入る。

クレジットカードのサイズ(参考に)縦53.98mm×横85.60mm×厚み0.76mm

要は、名刺を渡す相手が名刺を持っていないこともある。ビジネス場面なら相手も名刺を持っていることが一般的だが、クリエイターが名刺を渡す相手はそうでないことが多い。ビジネス場面なら渡す相手も名刺入れを所持しているので保管してもらえる。クリエイターが名刺を渡す相手は、名刺入れを持っていないことが多い。趣味なら尚更もっと多い。その時に、相手に一時保管してもらいやすいサイズがクレジットカードサイズ。財布に入るからだ。最近は小さな財布が主流になり、カードだけを持ち歩いている人も多い。そんな人たちに財布に入れるサイズより大きな日本の名刺サイズを渡すよりも、カードサイズの方がよいと思う。

Canvaでクレカサイズ作成する方法

先ほどの「デザインを作成」するときに、カスタムサイズを選択して、小型サイズなら49×85mmにしたらよい。
横デザイン85×49mm
縦デザイン49×85mm

欧米サイズは、51×89mm。

確認しよう

デザインが完成したらCanva内で確認することができる。
右上の「欧米サイズの名刺を印刷」をクリックすると確認画面が表示される。実際に印刷するわけではなく、プレビューとして確認することができる。

実際の3次元で表示したらこんな感じの名刺になるよ」というプレビューが見れる。

実際に手に持った時のサイズ感やデザインを俯瞰で確認できる。

この客観的に確認する作業は大事。これができることで、思っていた仕上がりと違う。という問題が起きない。

ラクスルで注文しよう

Canvaでもそのまま印刷注文することは可能だが、100枚3000円ほどかかるので、金額的にはあまりおすすめできない。

そこで金額的にも紙の質としてもお勧めしたいのは「ラクスル」。ラクスルは100枚600円程度。下記にリンクを貼っておく。

名刺印刷をクリックすると、通常サイズと欧米サイズを選択することができる。

公式ページより
画像にはないが、小型サイズも印刷可能。

すぐ届けてほしいという人は値段が少しだけ上がるが、そうでなければ100間500円~600円ほどで注文することができる。両面カラーも可能。おすすめはマット紙(てかてかしないので)。

ラクスルに名刺画像どうやって添付すればよいのか

Canvaでせっかく作った名刺をどうやってラクスルに添付するのか、というとCanvaで作成したものは画像として保存したり、書類として保存したりすることが可能。

方法はまず、右上の「共有」をクリック。

そして、ダウンロードをクリックして、自分の保存したいファイルに保存することが可能。

デバイス本体に保存したデータをラクスルに放り込むだけで印刷注文はできる。

さいごに

Canvaをがっつり使い始めて数か月が経った。最近はnoteの見出し画像を作成することを目的にして使っていた。そして仕事でも資料作成に使用している。操作しているうちに、「こんなこともできるのか」とたくさんの機能があることに気づく。本当は名刺づくりよりも、もっとたくさんの機能があり、もっと使いたいところだが、機能が多すぎて使いこなせないでいる。逆に、「自分に必要」と思うところだけ活用するのが正しいのかもしれないと思うと、Canvaを使うハードルはぐっと低くなった。使っているうちに慣れてきて「あれもやってみたいな」ができるのがCanvaだと思う。

名刺作りたいなと思われているクリエイターの方々の参考になれば幸いです。


X(Twitter)でも発信しています。良ければフォローしてください。


この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

このデザインが好き