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映画「茶飲友達」を観ました(ネタバレあり)

以前から気になっていて観たかった「茶飲友達」。
下高井戸シネマで上映すると知ってから楽しみにしていました!
一週間しかやらないし一日一回だから仕事休んででも行く!って思っていた。
観逃してしまったーと思っていた観たかった作品を、次々と上映してくれるので嬉しい。

初日は舞台挨拶もあり、さらに先着でプレゼント(コーヒー)もありました。
豪華!

事前にそんなに予告を見たわけでもなく(もしかしたら予告は一回も観ていないかも)詳しく調べていたわけでもなく、ポスターやチラシの写真やそこに書かれていること。そして実際にあった出来事を元に作られているということぐらいの情報だけを持って観ました。
だから、岡本玲ちゃん出てるーって知ったの、映画を観る直前ぐらい。
(ただひとり、私が名前を観て知ってる俳優さん)
ポスターやチラシの写真は、男性であろう手が女性の胸を触っている写真のアップという中々目を惹くデザインでした。
だから気になったのもある。
これは観終わってから思ったことだけれど、触っている手を、両手で包み込むようにしている女性。
改めてこの写真を見て、
性と一緒に心の寂しさも暖めてくれている様に感じました。

高齢者が主役だと思っていたら
岡本玲ちゃんが主役的位置で描かれていて
きっと誰もが知っているであろう俳優さんを全面的に出さなかった宣伝写真、
あの写真に孤独とか全て現されている気がしてそれも良かった。

そして孤独で寂しいのは決して高齢者だけではなく、若者も同じだということ。

売春は悪いことかもしれない。
ルール違反なのかもしれない。

けれどお互いが納得してそれで救われているならいいじゃないか。
ルールから外れたからといって罰を与えて、
けれどその後の事は責任取ってくれないよね?
面倒みてくれないよね?
気にかけてくれないよね?
再び1人になって寂しくなっても何もしてくれないよね?

ルールって一体なんなんだろうか。

上映後の舞台挨拶、
映画内でも背中とか肌がつやつやで綺麗だなあ、なんて思っていたのですが
画面内で観ていた人たちがいざ現れると
小顔だしもっとつやつやだし華やかだし生き生きとしているし。
役だし作品内でのことだから当たり前かもしれないけれど、映画が終わった後に元気そうな姿を観て救われました。

大人になったら落ち着いたりすると思うでしょうけれど、みんな中身は変わらくてあの頃と一緒なんです

みたいな言葉をおっしゃられていて
もうすぐ40になるけれど自分も日々そう感じているので、このままおばあちゃんになっていくんだろうなあってしみじみしてます。

そしてみんなが同じだということに安心。

まだまだ劇場で観られるので、是非。

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