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イラストの説明か、短い文章と絵がセットの作品
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呵責液
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「戦争」(War)

「戦争」 希望の芽と明日の糧の食物の芽を刈る鋏。 常にその影に潜み、自身唯一の悦楽が起こらないかと虎視眈々と狙っている。 その牙は無惨な瓦礫であり、その涎は浄化を齎さない破壊だけの火と延々と流れる痛ましい血である。 その腹は無情にただひたすら常に飢えている。 そして人がいる限りこの世から消えてなくなることは無い。無邪気に、あまりにも無邪気におぞましく笑う。
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    monopoly

    夢で見た絵(唇と左手のみ写真のコラージュ)
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    その狂気はどこから来るのか─80億人の顔─(where does that madness come from ─8 billion faces─)

    アナログコラージュした画像を取り込んでデジタルの線画と合成したものです。
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      憎悪の象

      他者を憎む気持ちがとても強く、自身の中の憎悪が止まらなくて、自分でも止められなくて 神様から鼻を切り落とされた象 浅ましい自身への怒り、不遇な本質への自己憐憫、憎悪を手放せない事への困惑、憎悪を助長させるような存在への軽蔑、神様を怨みながらも、自分の本質が変われない心底申し訳ない気持ち全て綯い交ぜになって、毎日流す涙をいっその事化粧にしている 顔の中心に十字の切れ込みのように見える模様は、唯一の彼の親友であった鷲を模した刺青である
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      「雲の上の人、他人の苦痛に意識的に鈍感な人」(世界のありとあらゆるところで行われる自身の加害性について全く無頓着な者についての絵)

      誰かを踏みつけにして踊っていてもそれに気づかないものは、自らの頭上に遥かに残虐に大きな足が迫っていても気づかない (頭上の靴はフリー素材を合成加工後に加筆、背景はアイビスのフリー素材)
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      「古井戸の中の蛙(かわず)」

      苔むす程の古井戸の中に窮屈な体を無理くりにしまい、主として勝手に君臨し、がま「口」の中には使いもしない金がたんまり、目は物事をまっすぐ見れず、足元には豊かな流れがあるのに、一瞥もせず、気づくことも出来ず、人の苦しみの絶叫と生き血を啜るのが何よりの喜び
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      感情の渦・自我の主になることの困難さ

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      おれはひとりの修羅なのだ

      宮沢賢治(春と修羅より引用)
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      獣になりたい人よ

      #愛の礫
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        「無銘」

        どうせこの世は神が紅茶を飲み干すまでに立ち上る蜃気楼の湯気、一時の夢、けれども我らは誰に承認されずとも己が実存であると信じられればそれが全てであり、くだらんものは噛み砕くまで
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        「恋のラパン」

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        「魔の山」(Brocken Harz)

        試し刷りした版画 にインクと筆で上書き乾いたあとにマーブリング 狐はオレンジのマーブリングインクで綿棒で着色
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          善良なものに他者の邪心からの守りと祝福を与える、緑柱石の剣製の翼を持つ冷ややかで鉱質な天使

          「私は、いつもにこにこ笑っていても何をやっているか正直よく分からない天使より、仏頂面でも(それが素でも感情状態でも)きちんと仕事をこなす天使の方がいい」
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          這い続けて這い続けて蝸牛の跡 または針という名の生殖器があるコンパス同士の交尾

          蝸牛の這った跡もコンパス同士の情事で着いた机の傷も同じ行き当たりばったりな円曲の雛を描くはず