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運動前のストレッチは危険!ケガにつながることも!

私も以前そうでしたが、ケガをしないために、運動前にはストレッチをやるということは常識となっていますが、

実はストレッチのやり方を間違えると、かえってケガにつながってしっまうということを最近知ってショックを受けました。

このことを知らない方も多いと思いますので、皆さんにも共有させていただきたいと思います。

〇ストレッチの種類

ストレッチの種類には大きく分けて以下の2つがあります。

1.静的ストレッチ
  反動や弾みをつけずに筋肉をゆっくりと伸ば
  し、伸展した状態を維持するストレッチで
  す。

  時間をかけて筋肉の最大可動域をゆっくりと
  伸ばしていくので、柔軟性のアップや可動域
  を広げる効果があります。

2.動的ストレッチ
  身体を動かしながら筋を温めて、関節・筋・
  腱に動作を与えるストレッチです。

  ラジオ体操がその典型です。

  また、メジャーリーガーの前田健投手が登板
  前に行っている体操も動的ストレッチです。

  私自身もそうでしたが、ストレッチと聞くと
  「静的ストレッチ」を思い浮かべる人が多い
  のではないでしょうか。

  実はこの「静的ストレッチ」運動前にやると
  かえって逆効果となってしまうようです。


〇運動前の「静的ストレッチ」はなぜだめなのか

1.筋力、瞬発力が低下してしまう
  
筋肉や腱が伸ばされて緩むことにより、筋
  力、瞬発力が失われてしまいます。

  クロアチアの大学での研究では、45秒の静的
  ストレッチにより筋力は平均5.5%、跳躍力や
  瞬発力も平均3%ダウンしたと報告されてり、
  この研究チームは45秒以上同じ箇所を伸ばさ
  ないよう警告しています。

2.ケガのリスクを高めてしまう
  
関節まわりの筋肉や腱が緩むことで、かえっ
  てケガを起こしやすくしてしまいます。

  腱の弾力性がなくなってしまうので、関節に
  かかった負荷を和らげることができなくなっ
  てしまうからです。

〇ストレッチに適したタイミングは

 1.静的ストレッチ
   運動の後に筋肉の回復、筋肉痛予防のため
   に行います。

   筋肉は疲労すると収縮する性質があるの
   で、静的ストレッチで伸ばすことで血流が
   スムーズに循環し、疲労回復を早めること
   ができます。

 2.動的ストレッチ
   筋肉の温度、柔軟性を高め、筋肉の反応速
   度を上げる目的で、運動前に行います。

   動きながら行う「動的ストレッチ」を取り
   入れて、正しいウォーミングアップをして
   いきましょう。

〇まとめ

 ストレッチには「静的ストレッチ」「動的スト
 レッチ」の2種類があり、「静的ストレッチ」は
 運動後、「動的ストレッチ」は運動後にやるの
 がいいようです。

 逆効果になることもありますので、それぞれの
 ストレッチに適したタイミングであることが大
 切なようです。

 


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