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充実のトークLIVEでした!

本日は、TRY ANGLEコラボセミナー「歩から舞へ〜遊行することカラダ」のプロモーションとして、Facebook LIVEの第2回目を行いました。

やっぱりというか当然というか…
たっぷり充実の2時間!!

本当に有料級の内容だけど、セミナー本番は実技中心だし。

どんな講師が、どんな想いで伝えてくれるのか?を知ってもらうことは、参加者の皆さんにプラスになるので。

今回連休で予定がかぶり、参加出来ないくて、次回参加したい方に観ていただきたく!(アーカイブは30日間視聴可能)⬇️⬇️⬇️

今回は事前に質問を投げていました。深い内容は動画をご覧いただくとして(Facebook限定ですが…)
、ざっくりと書いてみます。

まずは食について…

真田忍者の家系に育った伊与久さんは、当然の如く山の恵である自然の幸で育ちました。

ただ昔は、一時だけ肉を食べたり、様々な食を経験したそうです。

56キロだった体重が93キロにまでなったこともあるそうで…

40キロ近く重くなるというのは、経験出来ないですよね?

それを急激にでなく、2年ほど掛けて現在のベスト体重70キロにしたそうです。

自分に合う食事を基本に、社会的なお付き合いの為、魚は食べるそうです。

そもそも食べない修行と同時に、食べる修行も必要だそうで…ナチュラルな昆虫食も経験済み。

世間をざわつかせる人工的昆虫食でない、パパァニューギニアの人達の様な昆虫食かもしれませんね。

葛西さんは、実はジビエカレー作りの達人。

もともと料理することが好きな方だったのです。

食については、生き物のエネルギーを丸ごといただく様な感じ。

様々な食材を強火で調理する中華料理にも精通し、横浜だけでなく立川に中華街があるなど…知らない情報をいただきました。

葛西さんお勧めのエチオピアカレー

次は過去の修行と現在の修行について…

伊与久さんからお話しを聞いて、改めて驚きましたが…

古武術や古武道は試合がないとので、妄想達人も時々いらっしゃると聞いたことがありますが…

伊与久さんは相当な野試合(つまり実戦・ノールール)で、自分の能力を検証しまくった…けれども。

勝ってもモヤモヤが晴れず、更に追い込んだ稽古をして(1日11時間)、無心に木を突いたりしていたそうで…ガチの山修行!

リアルな山修行!
自然の圧倒的スケールですね!

自分に確信が持てなかった時代があったそうです。

そんな中、良き師匠との出会いで…圧倒的な名人技を体験し、目指すべき方向が見えたと実感。

人と比較した相対的強さではない、自己の内なる確立を目指すようになったそうです。

葛西さんは江上流の空手と棒術を修行した後に、新体道と出会い…

青木宏之先生の弟子として激しい稽古をして指導員になった方です。

浅草にて葛西さんと!

それから野口整体、三軸修正法という整体術を学ぶ中…武術の先輩に連れ出され、呉式太極拳と出会うわけですが。

葛西さんが棒術で立ち合った女性の先輩が、指だけで葛西さんの棒を押さえ…全く動けなくされたという体験を!

しかもその女性は片足で立っていたらしく、彼女の師匠の門下となり、呉式太極拳を学び…

並行して中医学やユング心理学、コーチングも学ぶ中、モンゴロイドの源文化を守るネイティヴアメリカン(アメリカ先住民)のシャーマンの文化と出会うわけですね(かなり端折ったけど、具体的には葛西さんのnoteをお読みください)。

これまでの異文化体験では、特に中国武術においては…

お二人とも師匠との信頼関係を結ばれたのが、良く理解できました。

その師匠達(達人より上なら名人?というべき存在)の共通点は、距離感や空間認識・速度などの認識が、ミリ単位でメモリが細かいということ。

若さや筋力のスピードとは違う次元の、捷さなのでしょう。
色々瞬時に観えるから、筋力に頼る必要がなくなるのかも…

インナーマッスルというワードでは、まだ粗削り過ぎなほど精度の細かい神経のコントロールなのでしょう。

本物に出会い、素直に学ぶことで…歴史を超えた信頼関係も築けたのですね。

信頼があるからこそ、自分らしい自立を促される面もあり…

師匠の武芸を受け継ぐには、師匠と同じ人間ではないのだから…

モノマネではなく、師匠が求める世界を探求し、自分らしさを確立せよ!という師弟の文化。

素敵だし、あるべき姿だと思います。

日本のダンス界には40年前と変わらず、自分のコピーを作りたがる指導者もいるし…

師匠に憧れ過ぎて、コピーに勤しむ生徒もいます。

それではプロにはなれないし、自分らしい表現など見つからないんですよね?

受験勉強と同じ様に、師匠のテキストを追いかけるだけ。

モダンダンスの始祖・イサドラダンカン女史は、モダンダンスを踊ったのではなく…自分らしい踊りを踊りました。

クラシックバレエの当たり前である、トゥシューズを脱ぎ、コルセットを外し…裸足で踊りました。

最初は母国アメリカで評価されず、ヨーロッパで評価されてからの母国に逆輸入で認められましたが…彼女のダンスは、現在で言えばフリースタイルダンスですね。

その後のダンサーの多くが、ダンカンが目指した世界でなく、モダンダンスの「型」を追従した為、より自由な現在のコンテンポラリーダンスの誕生に至るわけです。

文化の伝承は武芸もダンスも共通するので…もしかして宗教も同じかもしれませんね。

指導者としての経緯や施術家としての経験も、書ききれないほどの内容…なるほど!と頷き共感するばかり。

もうこの時点で90分!笑
(いつも1時間くらいのつもりでスタートするけど、深くて面白ろ過ぎて…1時間じゃ無理なんですよね!)

お互いがそうした歴史的文化と、現代のグローバリズムの中で…

世界の繋がりと、過去から未来へという時の繋がりに、どう折り合いをつけるか?

感情が動きに表れ、それがカラダのコトバとなり…やがて自然界や宇宙への祈りとして「舞」となる。

それは1番古くて、1番新しいカルチャーかもしれません。

人は古えから、嬉しい時には「舞い踊って」きました。

今回はそんな原初の舞を体術として学び合う講座です。 

講師に直接学ぶのが何より1番!
皆さま、是非ご参加ください!

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