見出し画像

わたしも「嫌われる勇気」を持ちたいものだ

先日わたしは「嫌われる勇気」という本を読みました。

タイトルにインパクトがあり、前々から読んでみたいと思っていたのですが、やっと読むことができました。

この本を読んだ率直な感想は、

「こんな風に人生を捉えることができるのか!!」

とただただ、びっくりしました。
今まで当たり前のように自分が持っていた考え方を、アドラーの心理学のように考えれば人生はとってもシンプルになることが分かりました。
結果は過去の出来事によって決められると考える原因論ではなく、目的が先にあり、その目的を達成するための手段として、ある感情を抱いている目的論があり、わたしは知らぬ間に原因論に基づいて考えていたことに気づきました。
「こんなことがあったから、今こんなに不幸なんだ」と考えるのではなく、「これからどうしたらいいのか」と考えながら生きていきたいと思いました。

アドラーの心理学にはとっても感銘を受けた内容がいくつもありました。
・ほめたり、しかったりするのではなく、勇気づけを行なうこと。
これは、ほめる、しかる対象に対して知らぬ間に縦の関係を求めていることになるということである。縦ではなく、横の関係を結ぶことによってほめる、しかるではなく感謝や素直な喜びを伝えることができ、関係が良好になるかもしれないということに気づきました。

・「いま、ここ」の瞬間にスポットライトを当てていれば、過去も未来も見えなくなる。
退職したことも過去のせいにしてしまったり、未だに「あのときこうだったら、、」ということを思うこともあるけれど、わたしは「いま、ここ」を生きているのだから、「いま、ここ」を全力で生きていたら幸せに生きていけるのではないだろうか。

頭では理解しようと思っても、なかなか実践できないのが、アドラー心理学だと思っています。
しかし、読み終わったわたしの目に映る世界は今までよりもほんの少しだけシンプルに見えた気がします。
この本をわたしのバイブルにし、よみこみ、いつか真実の「嫌われる勇気」を手にしたいと思います。

わたしはこの本に出会うことができ、ほんとうに良かったと思います。心が軽くなりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?