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詩(うた)2nd

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ポエム的な詩の様な 短い気持ちを綴った作品 です。
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┄┄さようなら

┄┄さようなら

初めてあなたと出会った時は

渋谷のスクランブル交差点

向かう私の視線の先に

素敵な笑顔のあなたが来た

すれ違う時胸は高鳴り

明日が凄く楽しくなった

人と人は出会い そして別れる

出会い方は其々 別れ方も其々

さよなら それはとても悲しい言葉

でももう二度と会えない言葉じゃない

これは次にまた会うおまじない

また会いに来るからね?

だからもう一度┄┄さようなら

初めて

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晴れ ときどき だらく

晴れ ときどき だらく

朝5時に目を覚ます

服を着替えて顔を洗う

髪を梳かして化粧する

台所に向かい朝食と弁当

寝室へ向かい旦那と子供を起こす

洗濯機を回し旦那を見送る

欠伸をしながらテレビの子供

尻を叩き家を出る

笑顔で手を振り別れると

近くの公園で井戸端会議

昼近くに掃除して

昨日の晩飯の残りを食べる

再び部屋を片付けると

マイバッグを持ってスーパーへ

カゴを片手に晩飯考え

たまにはいい

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私の気持ち

私の気持ち

すれ違う度心臓止がまる

何度か話はした事あるけど

殆ど挨拶程度なの

本当はもっと話がしたい

けど

スキって気持ちがバレるの恐い

出来れば知って欲しいけど

知られた後が大変だから

アナタに振られたくはない

だったら今の儘がいい

でも付き合えるならもっといい

周りは………

付き合っても振られても周りが恐い

皆に何て言われるか

付き合えたなら口止め出来る

振られた時はどうす

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すくい

すくい

一直線に見つめる 眉間にシワを寄せて

目線は絶対に逸らさない何があっても

気を許すと逃げられる油断は無い

すり抜けさせやしない絶対に

チャンスは何度も訪れない

必ずお前を仕留めてみせる

フットワークがハンパない

目で追うのがやっとだなんて

お前の相手は私と言ったろ?

他に浮気はさせないぞ?

私の右で仕留めてみせる

目線は絶対外さない 

集中力には自身がある

覚悟するのはお

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ひこうき雲

ひこうき雲

君の右に並び立ち 左腕を肩に回す

泥だらけの顔をして 右手を空に突き上げる

真っ白な笑みと 真っ白な君の齒

二人で指差すひこうき雲

泥だらけの洋服で キズだらけのその顔で

止まない笑顔で あぜ道を歩く

がむしゃらに走る 何も考えずに

どこへ行くのか 目的もなく

ただひたすら追いかける

長くのびた一筋のひこうき雲

辿り着いたその先に

待ち受けていたキレイな虹が

ゴールのテープ

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両の目から零れる泪

両の目から零れる泪

何も変わらない通い続けた道

黄昏時

フラっと立ち寄ったコンビニ

意味も無くおにぎりを買う

下を向き背は丸め

存ぜぬ我が身をただ思い

どこまでも続く長い階段

一歩一歩思い出を

一歩一歩辛き日を

ただそれだけ┄┄┄┄

存在しない

ただの空気

そして両の手を広げ空を見る

瞼を閉じて心を閉ざす

震える唇

小さく息を吐き

鳥の様に空を飛ぶ

冷たく暗い闇

繰り返し呼ぶ声

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待つ春

待つ春

少し肌寒い日

縁側に腰を下ろし

湯呑を抱え熱い茶を啜る

庭の梅花を眺め

また茶を啜る

ふと膝の上に猫が座り

私は優しく頭を撫でる

そして引っ掻かれた

鳥の囀りを聞きながら

再び梅花を見つめ茶を啜る

膝下でアクビをした猫

おでこを突付こうと指を出すが

今度は噛まれた

二羽の雀が梅の木に来た

湯呑を二度回すと雀達は

落ち着く暇もなく飛び立った

温くなった湯呑を見て茶を啜

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インディーズ小説家の作詞

インディーズ小説家の作詞

私があなたに言えない事

あなたと共に過ごした2年
ずっと思ってた事がある
気付いていないと思うけど
止めて欲しい事なんだ

脱いだくつ下放り投げる
食べた食器を片付けない
ゲームばかりで私を見ない

そんな事は言えないけれど
私の気持ちは分かって欲しい
あなたが気付けば私はきっと
今よりずっと好きになれる

Do you love me?
I deeply love you

私はあなたを手放せ

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ずっと┄┄┄

ずっと┄┄┄

降りしきる雪

冷たい風が頬を刺す

見えぬ筈の星を見詰め

白い息を吐く

何も変わらぬ昨日までの日々

私の横で微笑む君

小さく暖かいその手を握り

幸せを感じていた

歩く歩幅を無理に合わせ

私の腕にしがみつく

その姿を愛しく想い

歩幅を少し遅らせる

いつも私に気を遣い

自分の言葉に蓋をする

私はそれを知っていた

だけど知らない振りをした

いつも私の横で微笑む君

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春が来たら

春が来たら

季節外れの桜を見詰め

まだ来ぬ春をいと思う

雪と共に桜が舞い

幻想な世界を作り出す

消え掛けた灯火

無くした思い出

失った過去

黒く濁った醜い心は

桜吹雪が拭い去る

春が来たら旅をする

春が来たら夢を見る

春が来たら恋をする

春が来たら 春が来たら 春が来たら

次に目を覚ましたら

全てが変わっている

春が来て桜が舞う

きっと 必ず そう願う

光と闇を行き来して

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届ける気持ち 届けた気持ち

届ける気持ち 届けた気持ち

大きな想いで掻き混ぜて

大きな願いで型に嵌める

大きな愛で焼き上げた

手渡すまでが効果な呪文

一口食べたその後に スッと祈りは消えて行く

時間制限が付いたChocolate Cookie

本番まで時間が無い

何度も何度もパーツを合わせ

今年こそはと右手を握り

気持ちとエプロンが宙を舞う

絶対に喜んでくれる

甘いの苦手と言っていた

甘さは控えた抜かりは無い

丸や星で形を作り

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全てはこの日の為にある

全てはこの日の為にある

あなたと一緒に手を握り
素敵な夜景を見た事も

あなたの腕に頬付けて
桜並木を歩いた事も

波打ち際で足濡らし
裸足で燥いで走った事も

素敵なスーツに身を包み
高価なディナーを食べた事も

私の為にと背伸びして
広い戸建てを買った事も

家族が欲しいと愛を囁き
私をベットで抱いた事も

全てがこの日の為にある

あなたの為にと笑顔を作り
いつも素直に頷い

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怒り

怒り

怒りには様々なものが存在する

思う様に事が進まなかった

予想外な事が起きた

思いもしない事をした

思いもしない事をされた

考えもしない事を言った

考えもしない事を言われた

自身で起こしてしまう事

他人にされてしまう事

情けや思いやりからも

人は綺麗事だけで生きてはいない

善悪を葛藤しながら生きて行く

時には甘く

時には厳しく

何かの所為にしながら

自信を納得させながら

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術  みち

術 みち

人生の選択肢

朝目が覚めてから全てが始まる

右足から起き上がる

左足から起き上がる

顔から洗うか

歯を磨くか

朝食はパンか

それとも米か

扉の前に立つ時も

右手で開けるか

左手か

全ての行動に標す術がある

果たしてその選択が正しいのか

誰も知らない

誰も知りえない

自身さえも

そうして人生を終える

正しき術を知らぬまま

迷う意味も知らず

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