移行前のキムラ

1987年生。新卒で就職した会社を2020年4月退職、6月からは臨時的な公務員。思想、…

移行前のキムラ

1987年生。新卒で就職した会社を2020年4月退職、6月からは臨時的な公務員。思想、政治・経済(マクロ的)などを通じて一匹と九十九匹の生き方を考える。

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最近の記事

ティール組織という神秘的な組織

初めて“ティール組織”という言葉を知ったのは1年半くらい前だったと思う。 会社の組織に居心地の悪さを長年感じ、なんとかこの状況を打破できないかと思っていた。マネジメントや組織論に関するネットの記事を読み漁っていた時期だった。 下っ端平社員にできることはほとんどないのだが、どうしても勉強せずにはいられなかった。そんな折に見つけたのが“ティール組織”というものだった。 全ての人格を預けられる組織…!? そして自主的...?な、なんて魅力的なんだ! ネットで読める無料の記事も

    • 日々、頑固になっている。どんどん自分の思考を固めている。

      • 令和二年八月・思考の断片 -宿命-

        ◆◆◆ バンドでコピーした曲のみが入った再生リストがある。なんとなく再生してみた。「空も飛べるはず」でちょっと泣く。その後も再生リストを聴いていた。 聴いてたら、ひと月ぶり(もしや数か月かもしれない)くらいにベースを手に取っていた。 型にはまる安心感というのは、このことかもしれない。 くっそ下手くそなんだが、曲のグルーヴを感じたい、混ざりたい、合一したい、そんな気持ちはバンドを始めた当初からずっと変わっていない。 テクニカルなことは全くできないし、細かいことはできない

        • 無職、そして思い出す事など。

          しばらく更新していなかった。 この間いろいろな出来事があり、落ち着いて文章を書く余裕が無かった。 端的にいうと会社を辞めた。 3月下旬に最終出社し、4月は有休消化(4/30を以て退職)、そして今月、無職である。 退職に伴い引っ越しも行った。前の部屋は会社の借り上げ社宅だったためだ。有休消化期間に急いで部屋を探し、なんとか引っ越すことができた。結構ギリギリの日程であった。 引っ越し、転職活動を通じていかに前職の会社員という立場が社会的に信用される立場であるか、また、前職

        ティール組織という神秘的な組織

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        • 思考の整理枠
          18本
        • 仕事の記録
          8本

        記事

          民俗学者 折口信夫について熱く語る本に対する無駄に長い感想

          先日会社の先輩から本を借りた。 北森鴻の『凶笑面』である。蓮杖那智という異端の民俗学者が登場する民俗学ミステリー小説。 民俗学とミステリーを絡めた小説。 私と同じくらいの年齢であれば阿部寛と仲間由紀恵の「TRICK」みたいなやつといえば伝わるだろうか。 その題材となっている民俗学に少し興味が出てきたので、作中でもよく出てくる“マレビト”論の折口信夫(おりくち しのぶ)の著書…ではなく、折口信夫について書かれた本を借りてみた。 折口信夫は「古代人」の心を探ろうとした人であ

          民俗学者 折口信夫について熱く語る本に対する無駄に長い感想

          断片200312

          先日会社の先輩と合理的なものの見方と精神的なものの見方(宗教、思想的な)について会話することがあった。 その際、合理的を追求し過ぎるとバランスがわるくてどこかで目に見えないもののとらえ方が必要になってくるのではないかという話をしたところ、 「なんとなく量子論的な感じ」という言葉が出てきた。 ! なるほど。 自分はただの量子力学ファンなので詳しい数字的な議論はできないのだが、なんとなくわかる。 (そして私はその量子力学の不確実な世界観になぜか惹かれている) 合理性を追求

          2020閏、退職願まで。

          2020年は2/29が存在する閏年。 久々にnote書きます。 2月は短いくせにいろいろあった。 今週は4営業日しかないにもかかわらず、体調不良で火曜と金曜を休んだ。いや、ずる休みではなく普通に熱があったからなんだけども。 火曜日に微熱で休んで翌日から出勤したものの、相変わらず風邪気味だった。そして木曜夜からなんか熱っぽく、翌朝体温が38℃台。あかん、と思って会社を休んで寝てたけど39℃以上に到達。頭も割れそうに痛い。 インフルエンザきたかと思って、午後に重い体を引きず

          2020閏、退職願まで。

          『自分が居るべきところに居るといふ実感』

          さて、この続きを書きます。ようやくw 居場所論のまとめ。 先月下旬、サードプレイスに関するトークイベントを聴きに行ったこともきっかけで、自分の中で居場所論をこねくり回して考えていた。 1st家庭・家 2nd学校・職場 3rdそれ以外 うーん、、、なんかこの区分けにしっくりこない。一旦枠組みを取っ払ってしまったらどうだろうか、ということで、各集団の“名称”ではなく“機能”に着目してみた。 ①最初の文化を与えられた場所、生まれたところ、育ったところ。多くの人は家庭、地域

          『自分が居るべきところに居るといふ実感』

          我在り。故にここが私の居場所である。

          最近spoonというラジオアプリで聞いたいくつかの音声と最近考えたことを絡めて、私的に「居場所」というものを再構築できそうだと思ったのでここにまとめておく。 今回は序章。 「居場所がない」という感覚は私もよくあるので、この手の話題はわりと見聞きしている。2か月くらい前に自分も「ただいるだけでいいとはまだ思えていない件」ということでCASTを取っていて、自分の話していることを振り返ってみたり。 その頃、soarというWEBサイトでこういう記事を見た。 “人からの期待に応

          我在り。故にここが私の居場所である。

          部署の分断

          最近世界情勢などを考えたり過去の歴史に触れたりすることがあるから、“分断”という言葉をよく聞くのだが、ついに、我が会社、いや、我が部署にも分断の兆候が見え始めた…と嘆いてみるw ものすごく俯瞰してみると、あまりにもみんな余裕なさすぎて自己保身のことしか考えていなくて(私も含む)、周りの人がどうとかしったこっちゃないって感じになっているのだ。誤った個人主義。 そうなるまで放置していた管理職よ、いったいあなたたちは何をしていたんだ…と思うけど、管理職は管理職で数字に追われて忙

          仕事に目標のない日常が精神衛生上いかに良くないかを実感した1か月

          会社に退職の意向を示してから2か月が経とうとしている。 会社辞めると表明するに至った経緯は上記のnoteにまとめているので、興味のある方がいたらどうぞ(進捗はその記事の最下部の方にまとめている)。 2020年1月を振り返る。 私の状況はこうだ。 1、希望の部署に異動して希望の業務に携われれば、会社に残るという選択をする 2、部署異動なければ退職 どちらかの選択をするわけだが、そのキーとなる部署異動は、社内の人事異動が一斉に内示される時(例年3月1日前後)にならないとわか

          仕事に目標のない日常が精神衛生上いかに良くないかを実感した1か月

          2020年1月時点での関心事

          2020年ももう10日以上経過しました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 今年の私の発信内容は、ちょっと社会的な内容になるかもしれませんw 昨年秋頃から急に社会学や経済学などに目覚め、今に至るまでちまちまといろんな書籍や動画を見てきました。 キーワードを挙げると以下のような感じ。 どれも繋がってるんですけどねー。 働き方、現代貨幣理論、デフレ、資本主義システムのこれから、反グローバリズム等 それらを元に自分のフィールド(食品)に目を向けて考えてみたり。 以下、最近仕

          2020年1月時点での関心事

          自己紹介と今考えていること(2020年5月11日更新)

          はじめまして。とりあず、ニックネームは蕪木(かぶらぎ)キムラとしておきます。自分の好きな漫画の登場人物から拝借しました。 きっかけがあってnoteアカウントは数年前に取得していたのですが、しばらく放置。でも最近「noteで発信してる人よく見るな」と思って、noteに上がってる記事たちを見てみたらなんか面白い。というわけでここでの発信を始めました。余談ですが2007年から、収益もなんにも考えていないブログを趣味でやっておりますので、ネット上に文章を書いてる歴は地味に長いです。

          自己紹介と今考えていること(2020年5月11日更新)

          2019年の振り返り

          12年書き続けているブログには恒例の今年のまとめを書いてみました。 私がnoteに書き始めたのは今年からなので、noteでの記事数少ないのですが、ブログは12年、2,000記事以上ですw 自己紹介noteも近々公開予定です(`・ω・´) 2020年まであと6時間。

          2019年の振り返り

          読書履歴2019

          2019年私に影響を与えた本を紹介する。 ついでに今後読みたい本もいくつか。 第1位 『私の幸福論』 福田恆存 (1998) ちくま書房 圧倒的第1位。2019年後半はこの本で人生が変わったと言ってもいい。 価値観の再構築の時期なのだろうと思っていた頃に、たまたまオンライン上で紹介されたのが福田恆存だった。 amazonでとりあえず読みやすそうな福田の本を探して、当たったのがこれだった。 これは昭和30年代に女性誌向けに書かれた本らしい。 比較的平易な文章というレビュー

          近々プロフィール記事を書こうかしら、と。

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