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Sharaアカウントまとめ⑥母を赦す、諦める

●母を赦す、諦める

ここ数年でAC(アダルトチルドレン)という言葉をよく見かけるようになり

調べてみると自分がAC傾向がある毎に気付く

そしてACは繰り返す事を知る

繰り返すという事は母もACだったということかもしれない

今思えばまさに典型的なACで

じいちゃんは酒飲みで暴れる人だったらしく

ちゃぶ台返しは日常茶飯事だったらしい

人見知りで友人を作れなかった母はストレスを溜め込みながら育ったかもしれない

4人姉妹の次女だったが

長女と三女だったおばさん達も精神を病んでいたようだった

母の実家に行ったとき長女の方のおばさんは襖を閉めて部屋にひきこもり

一人でホールケーキを3つも平らげていた

すごく痩せていたので過食症だったのかもしれない

私が遊びにきても一言も口を聞いてくれず

出かける時はポポちゃんの人形(赤ちゃんのやつ)を本物の赤ちゃんのように抱いていた

母いわくポポちゃんにいつも話しかけていて

通りすがった人が本物の赤ちゃんだと思って覗きこんでビックリするらしい

三女の方のおばさんは

とても優しかったがとても痩せていて偏食が激しく(食べられない物がすごく多い)

いつも時給自足の素晴らしさを語って聞かせてくれたが

新興宗教にはまっていたらしいので

その宗教の方針だったのだと思う


四女のおばさんだけは普通に元気で明るくて

結婚もして子供もいた

四女のおばさん以外は精神的に少し弱く育ったようだった

そう思うと母の神経質で強迫観念的な行動にも少し納得が行った

母も私の様な不安な少女時代を過ごしたのかもしれないとしたら

家族の暖かさや愛情を十分に感じられていなかったとしたら

情緒が十分に育たず

友達もあまり出来ずに閉じた世界でずっと生きていたとしたら

私が異性に逃げたり優等生の仮面をつけて地位を築いたりするような

逃避や処世術を思い付かなかったら

傷ついた子供の情緒のまま

私を育てていたとしたら


想像するとスッと母への憎しみがひいていった

子供が大人のフリを強いられながら子育てをしていたようなものかと思ったら

急にあんなもんか、と力が抜けるような気持ちだった

そして、辿る道筋が違っても

根っこの部分は私も母も一緒じゃないかと思った

AC仲間とも言える

母の方がおおげさに不器用だったとは思うが


こう考えた事で今は母を責める気持ちは薄れていて

この垢のツイートも割と淡々とフラットに書けている(?)気がする

最近たまたま母と会って話している時に居合わせた知人が

Sharaがお母さんみたいだね

と言っていて

私が母に優しく話して

母が子供のように嬉しそうにニコニコしていたのだと

なんかお母さんかわいいね、とも言ってくれて嬉しかった

私の実家時代の苦しみは結構成仏した気がする

ちなみに母を赦すまでの工程に

ヒプノセラピーやインナーチャイルドセラピーと言うのも

何度か受けています

連続ではなく幼少期のフラッシュバックで辛くなった時に予約して

話を聞いてもらう感じです

自然と自分の辛かったエピソードを吐き出す感じになるので

生きずらさの原因に近づきやすいです

母を赦した後でも日常生活で躓き

躓いた原因を辿ると幼少期の記憶にいきつき

フラッシュバック的なものが起こり

その頃の記憶に捕らわれる日が何日も続いたりはします

今回もその様なことがあったので

思い立ってこの垢を作り簡潔にその頃を振り返っています

(皆様巻き込んでごめんなさい)

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