庵野さんには敵わないが

 会社の夏休み期間、友達の予定が無くなり、大学の合宿の手伝いしか予定がありませんでした。なので、基本家でゴロゴロしてました。ゴロゴロするのも飽きてきたので、ネットフリックスやアマゾンプライムをザッピングしてました。その中で、庵野秀明さんのドキュメンタリーがあり、見る事にしました。内容としては、ゴールデンウィークに放送されたものをアマゾンプライムでもまた見ることが出来ますというものでした。

 素朴な喋り方、大きな体。この人がアニメ界のトップオブトップ。正直そんな印象はなく、ぱっと見普通の大人という感じでした。ただ、庵野さんの仕事に対する本気度?熱意はとても感じられました。キングオブクールだけと、中にとても熱いものがある感じ。それが自分は好きです。表に出して吠えたり感情を出す事が出来ない人間なので。

 エヴァンゲリオンは好きじゃなくて、見た事がありませんでした。庵野秀明という人を知ったのは今年に入ってからでした。SNSでエヴァンゲリオンが最後を迎えると知り、その監督が庵野秀明さんというので、知りました。

 自分は、舞台裏みたいな映像を見るのが好きで、アマプラのオールオアナッシングやレットブルTVのザルツブルクがやライプツィヒユースチームの番組がとても好きです。なので、庵野さんのドキュメンタリーも楽しく見れました。

 ただ、自分は庵野さんみたいに生きる事は出来ないと思いました。庵野さんは、アニメと自分の命を天秤にかけた時、アニメをとると言ってたので。そこまで庵野さんを突き動かす理由が自分は理解できませんでした。

 好きでやってる感じもなく、常に悩んで苦しみ絞り出してる印象をもったので。自分以外の人にも厳しい要求をしてきますし。自分の感情で根性だ気合いだなんて言って、無茶苦茶な練習をさせる人は、スポーツ界ではうじゃうじゎいますが、庵野さんはそことは違うなと思いました。

 お客さんに喜んでもらうとか満足のいくものを作りたい。そんな純粋な気持ちが強すぎるのかなと感じました。でも、何かしらでトップオブトップになるには、庵野さんみたいな生き方も必要なのかなと思う部分もあります。ですが、今の自分ではできません。

 もし、自分が陸上の世界に戻る事が出来たら、庵野さんみたいに、トップオブトップ目指したいと思います。


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