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自分の、なんとなくの直感を信じたい

ちょっとだけ、仕事の話をします。

私の上司は、本当に本当に、細かい人です。細かいことで毎日注意されます。どんなミスでも、そのミスの発生原因と再発防止策について毎回考えさせられます。配属されたばかりの頃は、正直細かすぎてうんざりしました。

けれど今は、細かく注意してくれていることに、そして、大小関わらず、私が発生させてしまったミスに気付いてくれて、原因を一緒に追究してくれることに、とても感謝しています。それは、ミスの原因と深く向き合うことで、自分が成長できたと実感できているからだと思います。部下の細かなミスに気付くことができる広い視野を持っているところ、1つのことを突き詰めて考えることができるところに、私はとても尊敬しています。

今日は、そんな上司から教わった法則について、書きたいと思います。その法則とは、「ハインリッヒの法則」です。

■ハインリッヒの法則:労働災害における経験則の1つ。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。(※Wikipediaより。)

労働災害における法則ですが、ビジネスの中でも、私生活の中でも通じる法則だと、私は感じています。

1つの重大な事件の背後には、300の異常がある。裏を返せば、300の異常の1つ1つを潰していけば、重大な事件は起こらないのです。上司は、1つの重大なミスを発生させないように、私に毎日毎日注意してくれている。私は上司に守られていたのだと感じました。

その上司の下で働くのは、もう2年目です。新卒で入社して、その上司の下に配属されて、小さなミスとたくさん向き合っていく中で、どんなところで注意されそうか、どうすれば注意されずに済むか、だんだんわかってきました。

「これは本当にこのまま進めてしまってもいいのかな」

「これはなんとなく相談しておかないと、後々注意されそう」

そんな、なんとなく自分の心の中でもやもやと感じた「違和感」を、そのままにしておかない。すぐに相談する。この、直感的な「違和感」を私はとても大切に、無視せず扱うようになりました。

私は、名前の通り、性格がとってものんびりしています。大雑把な性格です。なんとなく、その場の雰囲気に合わせて生活してきたので、仕事をするまでは、あまり細かいことを気にしたことがありませんでした。逆に、細かいことで人に注意ができることがすごいなと、羨ましく思ったことすらあります。なぜ、そんなに細かなことに気付くことができるのだろうか、と。

けれど、おそらく、細かなことに気付いていなかったわけではないのだと思います。周りになんとなく合わせておきたくて、なんとなく突き詰めるのが面倒で、自分のなんとなくの直感を粗末に扱っていた。気付かないふりをしていた。今はそんな気がします。

けれど、気付かないふりをしつづけると、それが積もり積もって1つの重大な何かが起こってしまうのかもしれません。

仕事でも、プライベートでも、私は、自分のなんとなく感じる直感を、違和感を、見過ごさずに、大切に。これからは追究していきたい。noteはそれを実現する1つの手段のような気がします。

今日もなんとか更新できました。おやすみなさい。

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