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20歳の独立日記

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就職率99%の専門学校で就職せずに、フリーランスデザイナーとして独立した20歳の毎日。嬉しかったことも、悲しかったことも全部書きます。
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記事一覧

20歳の独立日記〜1日目・2日目〜

5月11日(金曜日) この日は僕の転機だと思った。 Twitter上でしか知らなかった人にたくさん会えた。例えば、吉本ユータヌキさん、トミナガハルキさん、アカマツさん。Twitterをマーケティングツールとして、使用している三方に会えたことはとても刺激になった。 ユータヌキさんはnoteでも「メディア戦略」のことをクリエイターに教える記事を書いている。ネットでは聞けない話、ぶっちゃけた話が本当にタメになった。帰り際にラインも交換してくださった。 何も考えずに受けた業務

20歳の独立日記〜3日目〜

5月13日(日曜日) 今日は自分の強みと、自分がどう見られたいかを書き出していた。セルフブランディングというやつ。 フォロワーの分析はなかなか面白くて、僕の場合バンドマン・同業者(デザイナーなど)・ライブ好きな人が多かった。 自分に何が求められているのかを考えることってすごく大切で、考えることと軌道修正を続けていけば、きっと得れるものがあると思う。 --------------- それから、面白そうな交流会があったので参加の申し込みをした。「Gashoo」というクリ

20歳の独立日記〜4日目〜

5月14日(月曜日) ちょっと前に手帳を買った。1週間の自分のスケジュールが分かるので、とても良い。フリーランスになって「休み」という概念は無いんだけど、ちょっとこの日はゆったりしようっていう日を1週間に1回は作っている。手帳を使うとバランスが取れる気がした。仕事量と休みのバランス。大事。 -------- さて、本日は作業の一日。ロゴデザインが3つとTシャツ制作が1つ、フライヤー、架空CDジャケットと盛りだくさん。 音楽以外の仕事では、以外にサロンや美容室のデザイン

20歳の独立日記〜5日目〜

5月15日(火曜日) フリーランスの良いところはその人によって色々ある。その中でも僕は働き方を選べるところが、とても自分に合ってる。もし僕が会社務めをすると、ギリギリの時間に起きて、急いで準備して、満員電車に揺られて、恐らく始業時間にはクタクタになってると思う。 それに慣れた頃には目が死んで、何のために働いてるのか分からなくなって、「ああ、空が青いな。もう会社辞めよう」ってなると思う。 フリーで一人でやってるとその点がとても自由。僕は大体、朝の10:00頃に起きて11:

20歳の独立日記〜6日目〜

5月16日(水曜日) 「売る」から「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義という本を読んだ。水野学さんはグッドデザインカンパニーという会社でグッドなデザインを生み出している、日本を代表するクリエイティブディレクターだ。熊本県のゆるきゃら「くまもん」や、NTT docomoの「iD」、東京ミッドタウンのデザインが有名。 ----- 水野さんは一切、背伸びをしない。全てを自分の言葉で語る。自分が本当に良いものを作って、社会を良くすることを目標にしている。 デザイン

20歳の独立日記〜7日目〜

5月17日(木曜日) なぜご丁寧に○月○日(○曜日)と付けるのか。それは自分が曜日感覚がマヒしてきているからだ。学生のときはこの授業があるから今日は何曜日だな、と認識できるが、今は「水曜日のダウンタウン」でしか曜日を判断できない。日曜日だろうが、プレミアムフライデーだろうが関係ない。ここでふと疑問。もし曜日が無くなったらどうなるんだろう。曜日が発明されたのはなぜだろう。無知な私にコメントで教えて欲しい。 ----- 今日は午前中からずっと、Twitterで話題になってい

20歳の独立日記〜8日目〜

5月18日(金曜日) 今日はGashooという、クリエイターのポートフォリオを誰でも作れるWebサービスの交流会に参加した。僕はこういった交流会に参加するときに決めていることは、出来るだけ一人で行くこと。 仲の良い子と行ってしまうと、その子に逃げてしまう。それに加えて、出会った人たちと次に繋がる約束ができなかったとしても、その子と帰れば今日のことをウダウダ喋り、自分ができなかった事を忘れてしまう。一人だと死ぬほど後悔する。まぁ、僕みたいに何の繋がりもなく、フリーランスにな

20歳の独立日記〜9日目〜

5月19日(土曜日) 最近、ツイッターのフォロワー稼ぎに走ってると思う。フォロワーが増えると、自分が認めてもらえる気がする。フォロワーが増えると、自分を知ってもらえるキッカケが増えてもらえるお仕事も増えると思う。でも、結果としてそうなったら嬉しい。分かりやすく言うと、フォロワーを増やすことでもらえるお仕事よりもお仕事の成果、もしくはお仕事自体によってフォロワーが増えることが理想。「自分にとって有益な情報がもらえるのでは?」というフォロワー(自分の読者的なポジション)が増える

20歳の独立日記〜10日目〜

5月20日(日曜日) 今日は株式会社Waseiの代表を務められている、鳥井さんと株式会社サイボウズのコーポレートブランディング部の明石さんの講演会に参加した。約3時間のセミナーはあっという間に終わった。 ----- 僕は鳥井さんのことを「隠居系男子」というブログで知って、ファンになった。そして、鳥井さんに会いにこのイベントに参加した。 明石さんのことは正直、あまり知らなかったのだけど自己紹介の時点でとても引き込まれた。まず、声が良い。聞きやすい。それってすごく大事で、

20歳の独立日記〜11日目〜

5月21日(月曜日) 毎週月曜日は少年ジャンプの日だった。父親が帰りに買ってくるジャンプを読むのが楽しみだった。父親は本当の父親では無い。母の再婚相手で、僕は母の連れ子。子どもながらに気を使い、何を喋っていいのか分からなかった。父親の前ではうまく喋れなかった。 でもジャンプの話だけは、できた。「今週のワンピースヤバかったね。僕はゾロ派だな」「いや、サンジが一番だって」そんな他愛もない話が出来ることが嬉しかった。 今、思えば父も僕に気を使っていたんだと思う。父はそのとき若

20歳の独立日記〜12日目〜

5月22日(火曜日) 僕がイラストやデザインでお世話になってる「Set Free」というバンドが配信しているラジオにお邪魔してきた。色々なことを話した。Set Freeとの出会いから、最近の活動のこと。自分の最近のベスト3を発表するというコーナーがあった。僕はYouTubeでドキュメンタリーを見るのが好きなので、ビビっときた3本を選んだ。実は3本にあんまり順位は無い。 1つ目は僕の大好きなMEGWIN TVの代表、メグウィンのバイト最終日。2分で見れる。日本のYouTub

20歳の独立日記〜13日目〜

5月23日(水曜日) 慌てて起きた。今日は午前の11:00から大事な打ち合わせだった。しかも、顔合わせも兼ねた大事な打ち合わせ。起きた時間は10:00。到着時間を計算する。ギリギリすぎる。急いで身支度をし、自転車を走らせた。 結局着いたのは、約束の5分前。良かった。先方はまだ来ていないらしい。LINEで連絡。「お世話になります。到着しましたら、ご連絡お願いします。」すぐに返事がかえってきた。やっぱり、仕事出来る人は返事が早いなぁと思いながら、画面を見た。「お疲れ様です。明

20歳の独立日記〜14日目〜

5月24日(木曜日) 時代が変わっても本質は変わらない。これは幻冬社代表の見城徹さんの言葉。どれだけSNSが盛んになって、ARだVRだと言われているが、人との出会いの本質というか価値は変わらない気がする。会って話すこと。会って食べること。 昔から日本人は人と「あう」ことに対して特別な意識を持っていたんじゃないかと思っている。「会う」「合う」「逢う」「遭う」。4種類の「あう」がある。「会う」は人との出会い。交流会など、対面している図が浮かぶ。スタンダードな会う。「合う」は会

20歳の独立日記〜15日目〜

5月25日(金曜日) 今日は実家に帰った。健康保険証を母に返しにいくために。6月から国民保険に加入する。僕はよく分かっていないが、守られていた立場から自分で自分を守る立場になるらしい。恥ずかしながら、こういった手続き関係は母に任している。母は個人事業主で、Amebaブログ界ではカリスマらしい。僕からしたら普通の母だ。 母は20歳のときに僕を出産し、その後すぐにシングルマザーになった。「大変だったでしょう」コンビニのパートのおばちゃんによく言われた。僕はピンと来なかった。そ