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職場コミュニケーション

タイトルと記事の内容がリンクしていないと思うことなかれ、今回の記事を書こうと思ったきっかけがタイトル画にあるのだ。

ビジネスにおけるスキルをここで説くつもりはないし、自己啓発のような一定の人間に刺さり、一定の人間に毛嫌いされるような極端な内容ではないということだけ断っておきます。

本編はここから

なんですかね、吹きすさぶ冬風のように
わっちの懐も寒々しいでやんす
こんな時はやっぱり、あったけーもんが
恋しくなるってもんでさぁ

そういやぁ近くに良さげな店がありましてね
いや、入ったことはねぇんですが
若ぇもんが大勢、出入りしてるもんですから
どれ、物は試しだってんで
飛び込んでみたんです。

初めて入ったラーメン店

味噌ラーメンなのよ、この店。
いいじゃない冬だし。ね

店内は非常に広く、
もとはラーメン店ではなかったと予想。
もっとファミリー向けの何かの店かと。
たとえば食べ放題系焼肉店か??

なんにせよ店内が広いのは良いことだ。
たとえソロでカウンター座りだとしてもだ。

大きく分けると3種類
・ノーマル味噌
・背脂ニンニク味噌
・坦々味噌

さて、どれを選んだら良いのか。
なにせ初めての店だ。周りの客のメニューは見えない
だれもが丼に齧り付いているから。

まぁ
ここはあれだろう。
ABCと並べたらBを選ぶ

1,2,3ときたら2を選ぶ

松、竹、梅ときたら
いや、渡哲也だな

というわけで(?)
背脂ニンニク味噌をオーダー

仲良きことは良いことだが

注文を済ませてから、カウンターでじっと待つ
目の前は厨房だ。そこには調理人が
二人横並びで立っている。
方向的には私と対面する形だ。
若手店員Aと、ちょいベテランBとする。

脈絡もなく始まった会話

A「○○さん、俺やっぱアレっすよぅ~」
B「馬鹿言うなって、俺もそうだって」
A「聞いたっすか?オーナ来るらしいっすよ」
B「まじかオメーやっぱアレだな」
1号「そうだな」
A「えっ?なんすか」
B「なんも言ってねーよw」
C「オーダーはいりまーす」
A&B「うーぃ」

はいッ

ドドンッ!

ネギ、焦がしニンニク、背脂、メンマ、おろしにんにく、柚子、コショウ

うまい!濃厚な味噌のスープに背脂の甘みが加わりまろやかさを演出している。そして時折鼻に抜けるは焦がしニンニクの香ばしさ、再びおろしにんにくの強烈な右ストレート。辛くもあり辛くもないうまみのあるスープを潜り抜けると、中太麺に絡みついてきた柚子のアクセントでさっぱりと我に返る。スープを飲んでいいのか麺を啜っていいのか水を飲んだらいいのか、誰に許可を得ればいいのか分からないくらいに箸が止まらない。

まったく。
店員同士のおしゃべりも対外にして欲しいものだ。
気持ちはわかるよ。毎度同じことの繰り返しの作業では
目の前のお客様のことを忘れ、時間と作業にしか
意識が行かなくなるってことも。

でもさ、そこは頼むよ
ランチタイムは稼ぎ時だぜ?
オーナも見たら怒ると思うぜ?

そんなんだからマスク越しに投げられた
客からのカットインにも対応できないのだよ。


いや、オーナて、気になるなー
オーナ。

オーガの聞き間違いと言うこともある。
これはえらいことだ。


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