スーツ姿でウロウロすると、じっとり背中が温かくなるような季節でございます。

今日はラーメン店へお邪魔します。

駐車場はすでに満車。
お店は木造をメインとしたモダン和テイスト。
蔵の様に白と黒で上下が分かれている。
あらやだすてき。

中には同じくスーツ姿のサラリーマンや、さまざまな色の会社のユニフォームを着た方々がたくさんいた。こういう店はウマイに決まっている。

今日のスタッフは厨房男性4名+女性1名
ホール係で女性が3名
大所帯である。席数も多いし、どのテーブルも埋まっているので
これくらいの人数がいて、やっと回るのだろう。
それでも全員が大忙しで一生懸命動いている。
こういう店はウマイに決まっている。

つけめん、まぜそば、らーめん、、、いろいろあるが

はい、ドドン！

これである。
なんとこれが特別なものでもなんでもなくて
これが定番、いわゆるスタンダード。
「醤油ラーメン」を頼むとこれが出てくる。

解説が不要なほど、誰から見ても分かる特徴のあるスタイル。チャーシューが何枚とかいうレベルではない。これは決して、スライスの手間を惜しんだわけでもない。表面を炙ってあるのだろうか、香ばしいだけでなく、肉の脂は極上の蕩け具合になっている。長いだけでなく、分厚いのが嬉しい。赤身の部分はホロホロと歯切れよく、濃い味付けが食欲を増進させる。ハーフ玉子の黄身もトロっとして美味。ほうれん草は彩りもよく「ちゃんと野菜も取ってるし.…」と罪悪感を軽減してくれる作用があるとかないとか、それよりも

メンマデカッ！

メンマは柔らかく、適度に感じる繊維質に染み込む醤油味。これだけでも丼物として成立するほどの高いクオリティだ。あるいは醤油ラーメンメンヌキメンママシマシでも糖質が気になる方には良いのではないだろうか。（効果は未知数）

フワッと香る極上の

香り高い醤油のスープ【魚介の効いたらーめん】とサブタイトル（？）が付いている割には、そのクドさを感じさせない絶妙なバランス。腹にドッシリくるタイプではない、どちらかというとサッパリとしている醤油スープ。その代わりにチャーシューとメンマの味が濃い目なのだろうか？とにかく女性受けも良いと思われるこのラーメンは

おわかりいただけるであろうか？
輝くスープ、煌めく細麺、沸き立つ私、
三位一体となって完成する芳醇な醤油ラーメン
これが驚きの880円というのだから、むしろ他のラーメン店は少し勉強したほうが良いと思う。こんなに高クオリティでコスパに優れたラーメンが、このお店の一番安い定番商品なのだから。

そしてこの店には、もう一つ
ラーメンの種類が存在する。
お店で人気を二分するのが
「○○○醤油ラーメン」

今回私が選択しなかった、もう一方のラーメンは
魚介ｘ豚骨・鶏　というＷ仕立てのスープ。
いや、それじゃトリプルだろ？という疑問については
県民性なのか誰も指摘はしていない。
とにかく美味しいらしい。
食べなくても分かるよ。
絶対ウマイだろ。

1号の生息している地域は
米どころ、酒どころ、として名を馳せてはおりますが
ラーメンも非常に美味しいのであります。
夏休みには是非、遊びに来てください。

もしかしたらスーツ姿のうさんくさい細長詐欺師のような男がウロウロしているかもしれません。それ、私です。見掛けても近づかないほうが身のためでーぇあります！