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年末が楽しくなったらいいのに



私はお酒が飲めないので、基本的には
忘年会や新年会や歓送迎会や暑気払いが

キライだ。


当然、大人であるからして酒の席では
憮然としたような態度ではなく
率先して酒を注いで回り、にこやかに場を盛り上げ
勢いで再乾杯、再々乾杯をあちこちのテーブルで
繰り広げる。こうすることで急ピッチで進めて

「初めはビールモード」から早い段階で
「お姉さん、ハイボールでモード」へ送り
「俺、家では焼酎だからモード」
に移行させる。

ここまで来たら、一瞬で気配を消して
席に戻り食事に手を付け始める。
あとは流しておいても、勝手に盛り上がるのだ。

毎回このモード移行の手順を踏むのが
大変なのだが、これをサボると
見知った仲であるのにもかかわらず
イイ年した大人たちが初手から
牽制を長々と繰り広げる。

だから長くなってしまう

何事もスピード感を持って取り組んで欲しい

君たちは上司のありがたいお言葉を
忘れてしまったのかね?


その先にあるものは.…


さらには2次会などという古の悪習を
「見よ私の善行を!」と言わんばかりに
周囲にも聞こえる声で、無実で無垢な平民を
2次会に誘ってくる。

私こと、下戸である低級国民は
本当に誘っているのではなく
建前上、声を掛けているに過ぎない
というのが有史以前より理解できているので
丁寧にお断りする。

無論、私のような酒も飲めない平民のことなど
端から気にされていらっしゃらないので

「俺は誘ったんだけど、アイツ帰るって」

というお互いのメンツを保つまでが
1セットのこの通過儀礼。

繰り返す輪廻から外れることなく
すでに何年もやってきた。

もう、疲れたよパトラッ〇ュ.…




note忘年会のおしらせ


こんな連絡がアナタの元に届いたら
ちょっと年末が楽しくなりそうな
気がしないだろうか。

方法はわからないけれど
気の合う人たちが
なんとなくホワホワと集まり

飲むでもなく、話すでもなく
例えば同じ時間に、同じ映画を見てみたり

同じ本を読んでみたり
同じテーマで同じ時間で
記事を書いてみたり

その日に書き上げた記事には
全員が全部コメント入れてみたり

人それぞれのスタイルや
普段のこだわりがあるだろうけど
年に1回だから、そこはいいじゃないか

とか

いや、もうやめよう。
忘年会の話をしているうちに
大事なことまで忘れるところだった。
むしろ自分から忘れようとしていた節がある。


仕事が山積みだ。




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