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プライベート絵

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PrivateWorks / 個人的に描いた絵+メイキング
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#和菓子

「さくらの日の桜餅」

ちょっと息抜きに桜餅の絵を描きました。 Glazeかけてたら「さくらの日」が過ぎてしまった。 関東の「長命寺」・関西の「道明寺」私は関西民なので、 桜餅といえばピンクのつぶつぶ餅生地であんこを包んだ「道明寺」がお馴染み。 「長命寺」の存在を知ったのは大学生くらいの頃。 食べたことはまだありません。 生地はお店によって小麦粉だったり白玉粉だったり上新粉だったりするらしい。 考案者・山本新六を創業者とする「山本や」が現在も「長命寺桜もち」を販売しているとのこと。こちらの生地は

「七夕のこんぺいとう」

七月は忙しくなりそうなのでちょっと早めに七夕の節句。 七月七日は「こんぺいとうの日」でもあります。 こんぺいとうの製造メーカー四社で結成した「金平糖deつなぐ会」が制定した記念日。 金平糖作り風景、科学の実験のようでもありおもしろいです。 梅仕事(梅のシーズンに梅酒や梅シロップを作ること)に、氷砂糖でなく金平糖を使うのもかわいい。 角砂糖がわりに紅茶やコーヒーに入れても良し。 また、七月七日は「そうめんの日」にも定められています。 こちらは伝統的な行事食。織姫の糸や天の

「ひな祭りの菱餅」

三月三日は桃の節句。少し早いけど雛祭りの絵です。 旧暦の三月三日ごろは桃の花が咲く季節。また桃には魔除けの力があるとも考えられていました。 もともとは男女問わず子どもが無事に成長することを祝うものだったのが、端午の節句(こどもの日)が男の子・上巳の節句(ひな祭り)が女の子の行事として定着したんですね。 現在の「雛人形」についてこちらでわかりやすく解説されています↓ おだいりさ〜まとおひなさま〜♪ の歌で誤解されがちですが、 「内裏雛(だいりびな)」とは女雛・男雛のセット

「節分の福豆」

ちょっと早めに節分の絵。 2023年は日本の行事食の絵も増やしていきたい。 節分とは?2023年の節分は2月3日。 毎年2月3日なのかと思ってたんですが、2日や4日になる年もあるんですね〜 ちなみに2021年の節分は2日で、2日になるのは明治以来124年ぶりだったそうな。 福豆福茶恵方巻き やいかがし 黄鶯睍睆(うぐいすなく)節分の時期に咲く「節分草」という花もあるそうで。上品で可愛い 立春大吉の立春大福年始の巫女バイト中、「立春大吉」というお札を扱いました。 季節

「鏡開きのぜんざい」

今日は成人の日ですね。 新成人の皆様、おめでとうございます。 1/11は日本の各地で「鏡開き」が行われます。 鏡開きとは?鏡開きで割ったお餅は かき餅や揚げ餅、お雑煮、おしるこ、ぜんざいなどで食べるそうで。 今年の我が家では8日にぜんざいとおしるこの中間のようなかんじで食べました。 (個包装のお餅を買っているので、お雑煮はいつも元旦から食べているのですが) 私は子供の頃は小豆が苦手でこの手の和菓子はあまり食べられなかったのですが、今は美味しくいただけます。 イラストではどれ

「かき氷の日の白くま」

7月25日は「かき氷の日」。 「かき氷」が別名で「夏氷(なつごおり)」とも呼ばれることから、「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせ。 また1993年のこの日、山形県で当時の最高気温40.8度が観測され、かき氷を食べるにふさわしいとされたからとのこと。 最近は豪華で種類豊富なかき氷専門店が増えましたね。 そうした店を梯子してかき氷を食べまくるかき氷好きは「ゴーラー」と呼ばれるそうです。 「白くま」とは?「天文館むじゃき」のウェブサイトではさまざまな「白熊」メニューが見れ

「6月30日の水無月」

7月7日は七夕ですが、6月の和菓子の絵です。 梅雨は明けたけど台風でまだ雨が続くらしいのでまぁよかろ。 ということで。 「水無月」とは?今まではキャラクターに合わせてお菓子もハイライトは入れないでやってましたが、今回は艶めかせてみました。 このシリーズは特定の日に食べられる伝統菓子や、「〇〇の日」に合わせて描いているのですが。 和菓子はあんまり描く機会がありませんでした。 パッと思いつくのだと、雛祭りの菱餅かひなあられ、こどもの日の柏餅…でしょうか。どちらも描き逃したので