不動産投資の歩み、現在の厳しい状況でも、繰り返しチャレンジしている多くの人たちの中で、高いレベルで物件を買えている人、低いレベルで買えている人との意識の違いを少し書いてみようと思います。

物件購入に関しては、どなたでも融資が基本だと思いますが、個々人の歩みの中で、大きな物件購入に常に機会を伺っている人と、小さな物件などを定期自適切に増やしている人との、大きな違いが幾つかあると僕は認識しています。

大きな物件を購入しようと思っている人は、常に大きな物件を購入するための思考を身につけていると僕は感じています。
自己資金がいくら必要、それはいつまでで、どんな方法で資金を集めるか、そのような考え方を行なっている方は、取得する物件が大型化したり、高価格化したりと、高いレベルの取得を可能にされています。
そして、さらに上に行くにはという価値観を持っていることでしょうから、当然購入してきた過去の物件を売却しつつ、資金を充填し、さらに上の物件取得を可能にするという、上を目指しているからこその、検討の積み上げ、思考と行動がそのような結果を生むものと感じています。

逆に低いレベルでも、物件取得を行い続けている方も当然多いことかと考えます。それらの方々は、常に物件を探していることは変わりないでしょうが、物件の金額上限を決めていたり、利回りを気にしていたり、部屋の戸数などを決めていたりと、いわゆる物件選定の制限をかけてしまっていることが、低いレベルの取得のまま成長し続けていると考えています。
実はこれ、僕の初期がまさにそのような感じであったことから記事を書こうと思った背景があります。
そのような皆さんも、それなりの可能性を高めるような思いを抱いておられるでしょうが、最大の難点としては、まだ早い・・・将来大きな物件が欲しい・・新築は僕にはまだまだ・・・といった思考ストップをかけるような部分が根本にあるのではと思っています。

過去の僕は、1.5億以上の物件を買うのは厳しいと勝手に思っていたことで、自らの可能性をかなりスポイルしてきた苦い経験がありました。

制限を取り払うには何が必要なのか

まず答えか書きますと、自分の憧れ、思いを超えている、参考にしているような高いレベルの人たちと触れ合うことではないかと感じています。
高いレベルの人たちは、様々な見識を養うために、セミナーで壇上される有名な方の話を聞きに行ったり、物件見学をされたりと、見て学ぶという行動と思考を繰り返えされています。

それは、自分より遥かレベルの高い物件、建築、物件購入を行なっているような人たちと触れることで、その人の思考を学び、感じ取り、時に真似ることで、様々な突破口が開くということです。

低いレベルで取得を繰り返している人たちに多い傾向として、いつも同じような顔ぶれ、同じようなレベルの取得を繰り返している人たちと共にすることで、一気に高いレベルに向かえるような思考、行動が取れず、高いレベルの人の思考が理解できない上、居心地が良いために、自分をそこに領域に行けないような厚い心の大気圏が阻んでしまっていると思います。

中古、戸建、低い金額物件取得を繰り返している人たちにとって、僕はもう一つの問題点を過去から感じています。

低いレベルの取得を繰り返している、同じようなことの繰り返しの皆さんに感じること

決して低いレベルの取得を行う皆さんを批判している記事ではありません。
今日書いている内容は、一部の皆さんの中で、やはり上を目指したいとどこかで感じている方も多いことから伝えた内容を記しています。

そして、その基本的な考え方としては、やはりイメージが不足していることが問題だと考えています。

・いつまでに、どのくらいの物件を持っていたい（保有数、物件規模、価値など）
・何をどのように活かして、上を目指すのか（物件を売るのか、キャッシュをどう貯めるかなど）
・そこにゆくには、どんな方向性で、誰を参考にすれば良いのか

このようなことを、心のどこかで常に考えていて、思考を張り巡らせている人は、
きっと多くの機会はあったと思います。
そして、そのようなイメージを行う際に、上記に現実的に書いたイメージを脳内で組み立てながら、決算書をいつまでに良い内容にしなければ・・・　こんな物件を買いたいから、常日頃そのような不動産を扱っている不動産屋さんとお会いしておかねば・・・などという、行動につながる思考に切り替わってきます。

突破するのは、イメージ力、すなわち自分のなりたい姿を
今一度確認し、しっかりと考えることではないでしょうか。

高いレベルが良いかどうかではありませんが
高いレベルを望んでいるような人がいるようであれば
ぜひ今一度自分の今と未来を見つめ直してみてはどうでしょうか。

不動産投資を始めるにあたり、きっと皆さんも、不動産を保有することへの
憧れを抱いていたはず。
だからこそ、当時の思いや情熱を掻き立てて見ることは
とても重要なことだと僕は感じています。