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絶妙な言い訳

日本で20年以上暮らしていると、色々なことに気付く。

風俗は、「飲食店」や「公衆浴場」として役所に届け出され、「たまたまそこに居合わせたカップルが、行為に及んでしまう」という名目のもと営業されている。

パチンコは、勝てば景品がもらえるが、「たまたま近くに景品を買い取ってくれる店がある」という名目で営業している。

政治と宗教は分離されなければならないが、「政党と教団のトップが違うために別の団体である」から問題はない。


日本は、法律の抜け穴を突いた「絶妙な言い訳」のバランスで成り立っている。
弾けたり こぼれたりしながら、一定の形を保っている。
もしこの均衡が崩れてしまったら、どうなってしまうんだろうか。

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