魔女の一撃?!

ぎっくり腰(急性腰痛)
慢性腰痛
椎間板ヘルニア
椎間関節症
分離症、すべり症
脊柱管狭窄症

など、腰痛には色々な種類があります。

ここでは、
ぎっくり腰について説明します。

ぎっくり腰

・何かを持ち上げたとき
・振り返ったとき
・起き上がるとき
などの動きの中で、腰に痛みが起こることをいいます。

『魔女の一撃』と言われるくらい強い痛みがあります。

では、どう言った施術を行っていくか説明します!

問診

・視診
どの様な動きができないのか
どの部位が原因なのか
・触診
可動域チェックや整形外科テストを行う
・本人の感覚
固まった感じなのか、
ピキッと鋭い痛みなのか など。

施術

患者の負担の少ない姿勢(上向き、横向き、座位)にて、患部以外の部分の施術を行っていきます

●受傷直後~4日程

痛みを訴えられる方が多いです。
・骨盤周り・背中(脇)周りなどの大筋群を中心に行っていき、痛みのある患部への負担を減らします。
・家での過ごし方を伝え、腰にかかる負担を軽減してもらいます。

【自宅でして良いこと】
・水分補給
・腰を20分程、氷で冷やす
・お風呂はシャワーのみにする
・動ける範囲での日常生活


【自宅でして悪いこと】
・床に座る、寝るなど
・湯船に浸かりしっかりと温まること
・アルコールを飲む

を伝えています。


この期間は痛みがあるのですが、安静にし過ぎず、
適度に動くことが早く良くなると研究でも言われています。

●受傷から5日以降~

痛みが少なくなり、違和感や突っ張り感を訴えるようになります。
・痛みのある部分(主に腰椎周辺の筋肉)へのアプローチ
・弱くなっている筋肉のエクササイズ
・ストレッチ
を、行っていきます。

この期間は、施術で筋肉を緩めて、エクササイズで正しい筋肉の伸び縮みを作ってあげることが大切です。

【自宅でして良いこと】
・しっかりと温める(湯船に浸かる)
・今の状態にあった必要なエクササイズ、ストレッチ

【自宅でして悪いこと】
・安静に(座り続ける、寝続ける)し過ぎる
・無理なエクササイズ、ストレッチ

通院頻度

痛みがある場合は間隔を詰めて通院してもらいます。
違和感などに変化してくると週2回などで通院してもらえると良い結果が出ています。(個人差あり)
いきなり施術を終了するのではなく、通院頻度を減らしていきます。

そうすることで、ぎっくり腰を繰り返さないような身体を作っていきます!

痛みは時間が経てば減少していくが、傷が治っていくわけではありません。
放置することにより、何度も繰り返すぎっくり腰に繋がります。

しっかりと良くしていきましょう!☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?