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金か銀か、どちらでもないメッキ剥離の日本醜聞ニュース

"金メッキの薄さはミクロンサイズ(1mmの1/1000=1μm)の薄さで被体に付着させるもので、紀元前より王族君主によって覇権誇示の象徴として珍重されてきた。それは今でも変わらない。"

来週から盆、ですね。日本で夏季に行われる祖先墓参りの恒例行事。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事。 かつては太陰暦の7月15日を中心とした期間に行われた。 明治期の太陽暦の採用後、新暦7月15日に合わせると農繁期と重なって支障が出る地域が多かったため、8月15日をお盆とする地域が多くなった。
それと4月の田植えから、半年、稲がみのって稲刈りの時期が迫っています。昔は台風の風で被害を受けてましたが、早稲米が出回って、稲刈りも速くなりました。

それをみていつも思うのは植物の生命力に、人間はすっかり負けていると。

その金銀銅「メッキ」が、ぼろぼろ剥離するような事件ニュースが日本で頻発してますが、それは社会的に「ああ、またか」なのか、いよいよ本格的に仮面がはがれてきたのか、そのどちらが本当なのか、国内配信されている記事を読み漁って分析してみました。今更おそいのですが?

(他にもニュースはありそうなものですが、とくに集中して井戸端テーマに該当するものがなかったのでコレにした、という散漫駄文記事です。起承転結は一切しません。癪に触った順から書いた、そんな流れです)

昨日は、日大アメフト薬物汚染ニュースでした。それを読んで、日本の大学生みなが覚せい剤大麻汚染されたと社会は、勘違いしてませんか。現、大学生運動部員が、何人いるが統計数を調べたわけでもありませんが、そのコンマ1パーセントに満たない学生のために。連帯責任を負わされる日本の報道体質は、なんなんでしょうか。

また当局(日大 林理事)、植物片などの発見から通報までの「空白の12日間」の対応について、林理事長は「適切だった」と強調。警視庁による寮の捜索から記者会見までにも5日間を要したが、「隠蔽と言われることは非常に遺憾。きちんと対応するには期間が必要だった」と弁明した。「スポーツは私にとってちょっと遠慮すべき分野だった」と吐露。「スポーツの方は副学長、学長に聞く立場だった。一番重たい問題を抱えていたのはスポーツだったと認識した」と話した。 読売新聞 / 2023年8月9日 7時26分

これで、またメディアにつけ入る隙を与えてしまった。そこでは成田氏の援護文も一切無駄になった。

それでも同様のニュースはこれまで五マン通りも過去にあって、そのたびに同じ文言を並べるメディア、またそれを新鮮な事件として読む一般大衆の構造意識は普遍なんですかね。

それで、そんなことの普遍性を、ごく当然の言葉で平易に意見していたのが成田氏で、それが東大とかイエール大とか、そうした肩書ブランド(日本人大好物)がなくても、小学生程度のリテラシーを備えていれば、充分通用する問題指摘を、そのメディアがしていることに、目がむかない根本構造は、多分明治維新からあったのでしょう。

成田悠輔氏 ジャニーズ性加害問題に「日本社会全体がある意味で加害者」
東スポWEB / 2023年8月6日 12時21分

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国宝 鳳凰図 模写


最後の 頂門の一針 ニュース

メイソウが迷走したわけ

このニュース賞味期限は、すっかり切れてますが、運営当事者が謝罪した、という個所に気を取られたので、あえてピックアップしたものです。

このブランド「メイソウMINISO」が世に出たのは、2017年ごろまで公式サイトで「本社は東京・銀座」「2013年に中国に進出」とあるので、やく10年の短期歴と云うことになります。

当初、その創業者思惑道り、すっかりはめられて、やり手の中国企業家が、まずアンテナショップとして立ち上げた、とすっかりおもいました。ですから同様にはめられた日本人も多かったことでしょう。

それで「メイソウ」は「中国」で発展したようですが、それが日本国内においては、店舗拡張しなかった。その意図は社長の一存ですから、知る由もありません。その後に世界にも出て拡大路線を歩いたのは他の新興起業家と同じでした。

いま、どうなっているかと云ったら、下記の記事にあるので読めば理解されると思いますので重複しません。

私が特に気がついたのは、敢えて「パクリ」を全面にだし、またそれをやっているのが中国人である、という既成概念を巧みに読みこんだ、日本人デザイナー三宅順也氏の慧眼に拍手喝采したものです。

云ってみれば「パクリ」行為は犯罪で、著作権を無視した経済行為として非難されるもの、また経済ご法度、という不文律を犯すもの、として敵対視されていたからです。(ブランド名等、登録著作権侵害被害の提訴があったのか不明?)

その「メイソウ」店舗ショーウインドーを見れば一目瞭然? ええ、これっでユニクロ、いや無印、いやいや百均だろうと、いやおなしに思ってしまう戦略は見事でしたね。

「日本ブランドを装ってチェーン展開を進めた雑貨店であり、同社も8月18日の謝罪声明で過去の偽装を初めて認めた。ただ、声明にあるように、メイソウは2019年から「脱日本」を着実に進めていた。

かつて店内や商品ラベルにあふれていた珍妙な日本語は消え、多言語の商品説明に置き換えられた。三宅氏はフェードアウトし、代わりに実際に経営を担っていた創業者の葉国富氏が表に出てくるようになった。

不思議な日本語の数々創業時は意味不明な日本語が店内にあふれていた(写真:筆者提供)中国国内でも「無印やユニクロのパクリ」「恥ずかしい」との批判の声が高まり、オリジナリティーを示す必要が出てきたことに加え、同社が一定規模に成長し「日本」の看板がいらなくなったことも影響している。」 部分引用

と、それがホンネとは思えませんが、おそらく「限界」を感じ取って三宅氏が、整理したいと思ったに違いありません。

「日本」の看板がいらなくなった、それが本人の弁であるどうか判定されませんが、いよいよ「made in Japan】ブランド神通力崩壊、が忍び寄ってきたことを認識するときなんでしょう。

そんなことを総括的に、云い現わしたニュース見出しがあって、それがいま日本の全体を語っていることだと私は思います。

ビッグモーターの不祥事を笑う資格はあるのか。(猛攻撃しているメディアと付和雷同の一般民…筆者)
不正は多く責任逃れする経営者は珍しくない 東洋経済

資格のないものが笑う、責任逃れする経営者(また東電官僚 注筆者)は、その正統派後継者が続々輩出するという日本的構造は、それが正常であって糾すことの過ちを語ることであることのパラドックス論である。


2023年08月09日

金か銀か、どちらでもないメッキ剥離の日本醜聞ニュース

無印ユニクロに酷似、中国企業が陥った「三重苦」
急成長してきた「メイソウ」に異変が起きた

浦上 早苗 : 経済ジャーナリスト  東洋経済 2022/08/24 4:30
中国の雑貨チェーン名創優品(写真:Imaginechina/ライブドア)


ライブドア

「無印良品とダイソーとユニクロを足して3で割った」雑貨店として揶揄される中国の雑貨チェーン名創優品(メイソウ、MINISO)が、日本企業を装っていた過去の戦略を謝罪し、「脱日本化」を宣言した。
一見日本ブランドにも見える中国企業として、あまりにも有名な同社だが、中国国内での批判は今に始まったことではなく、最近はユニクロ風のロゴを除くと日本の要素は薄れていた。なぜこのタイミングで全面謝罪に追い込まれたのだろうか。
フェードアウトした日本人経営者「名創優品」のブランド名は、無印良品の「品」、ダイソー(大創)の「創」、ユニクロ(中国名は優衣庫)の「優」と、日本の著名小売りチェーンから1文字ずつ取っているとされている。赤いロゴはユニクロを思わせるし、「10元(約200円)均一」の商品展開はダイソー的だ。

2013年に設立され、同年秋に中国・広州市に1号店をオープンした同社は正真正銘の中国企業だが、2017年ごろまで公式サイトで「本社は東京・銀座」「2013年に中国に進出」と紹介されており、日本人デザイナー三宅順也氏を共同創業者として企業の顔にしていた。なお三宅氏のツイッターアカウントもあるが、2014年を最後に更新されていない。

つまりメイソウは、中国でユニクロや無印良品の認知度が上昇していた2010年代に、日本ブランドを装ってチェーン展開を進めた雑貨店であり、同社も8月18日の謝罪声明で過去の偽装を初めて認めた。
ただ、声明にあるように、メイソウは2019年から「脱日本」を着実に進めていた。
かつて店内や商品ラベルにあふれていた珍妙な日本語は消え、多言語の商品説明に置き換えられた。三宅氏はフェードアウトし、代わりに実際に経営を担っていた創業者の葉国富氏が表に出てくるようになった。

不思議な日本語の数々創業時は意味不明な日本語が店内にあふれていた(写真:筆者提供)中国国内でも「無印やユニクロのパクリ」「恥ずかしい」との批判の声が高まり、オリジナリティーを示す必要が出てきたことに加え、同社が一定規模に成長し「日本」の看板がいらなくなったことも影響している。 1~3の1ー引用掲載

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※トップ画像 国宝「鳳凰」 模写図オリジナル


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