文化と言語を記録する意義
現代では文化や言語の保存活動が盛んに行われている。生きている(現在も当該民族・コミュニティによって継続されている)ものや危機に瀕しているもの、あるいは死んでいるものに対しても後世の人類にこのような文化や言語が存在したということを伝えるために記述や記録が生み出されているのである。
私は学術的側面からは文化や言語の保存活動は有意義であると考えている。例えば文化人類学の人類に遍く存在する特徴をあぶり出そうという試みにおいてできるだけたくさんのサンプルを用意しておくことは大切だろう