マガジンのカバー画像

人が集まる、イベントの作り方。/ 佐藤奨

24
人が集まる、イベントの作り方。 1万人を「集客」するためにやっている20のこと #20Tips #20Tipsマガジン
運営しているクリエイター

記事一覧

コロナで全てのエンタメがキツいが、キツいなりに”やるところはやってる”

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 今日の記事は、感想文のような内容だが、エンタメに軸足を置く方には、励ましの感情を抱けるエピソードを聞けたので、その件について触れる。 また、今の苦しい状況に立ち向かいながら、我々が取り組んでいることが、何かヒントになるかもしれない。そんな思いから記事を書くことにした。 キツくても、やるところはやってるコロナで全てのエンタメがキツいと思うけれど、やるところはやってる。キツいなりに、ちゃんと取り組んでる。めっちゃ勉強になる話が聞けた

感染症の影響で”秋のイベント”も全部きっつい

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 少し弱音を吐くような記事かもしれないが、今の心境を綴る。 今の心境再びの感染拡大で、秋のイベントも全部きっつい。いや、もちろん、そういう想定はしてきていた。もっと言うと、来年の春くらいまで開催がきつい想定もしはじめている状況だ。 この感染症以前までと同じ状況は、しばらく帰ってこない前提。とはいえ「やれる範囲のこと」と「提供価値」の妥協点が難しい。 イベントでの ”「やれる範囲のこと」と「提供価値」の妥協点が難しい” ここが考え

外出の自粛により、子どもの「運動不足」に不安を感じるパパ、ママが80.9% withコロナ時代に向けて。

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 2014年から計11回開催してきた主催イベント「アクティブキッズフェスタ」の2020年4月開催を初めて「中止」する決断をしました。 理由は、感染症の影響です。 イベントの「中止」を決めたのは、2月のうちで、政府からのイベントの自粛要請が出る前の段階ということもあったので、「中止」を決めるのは早いのではないか、という声もありましたが、早期の決断をいたしました。 むしろ、4月の開催日には少し落ち着いて、ひょっとしたら開催できたかも

今だからできることとして「メディア」の創刊を決めました

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 2014年から11回実施してきたイベントを中止に この春、2014年から年2回ペースで開催を続けてきた主催イベント「アクティブキッズフェスタ」を、初めて「中止」する決断をしました。 中止の理由は詳しく書くまでもないですが、感染症の影響を受けて、です。本イベントを、創設から動いてきた実行委員長として、初めての「中止」判断は、重い決断でした。※ 台風の影響で2回「延期」開催した過去はあります。 子どもたちに「はしゃげる」機会を創出し

イベントは”いつから”やれんのか!?振り回されずに「答え」を持つ考え方

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 今日は、イベントは”いつから”やれんのか!? について書く。ただし、この記事は、日本中の「イベント」の、今後の指針を書いたわけではなく、一主催者としての、今の嘆きのような記事だ。 この記事に、何かの解決策は書いていないので、あらかじめ了承いただきたい。 イベントがなくなっている感染症の影響で、この春に予定していたイベントのほとんどがなくなり「代替案」を練りまくっている。自分たちが主催するイベントや、出張ショーで呼ばれていたイベン

「イベント」開催を「中止」する当事者になりました #春は必ず来る

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 本日、「イベント」開催を「中止」する当事者になりました。 このnoteでも、度々取り上げてきた「アクティブキッズフェスタ」の中止判断なので、今の心境を書きます。 さらに、まだ先行きが見えないですが、4月の中旬開催のイベントなのに早期に中止の判断をしました。その辺りをしっかり書こうと思います。 2014年11月から開催を続け、年2回ペースで12回目となるイベント『アクティブキッズフェスタ』を、本日、はじめて「中止」する決断をしま

「toB」イベントと「toC」イベントの特徴の違い

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 「toB」イベントと「toC」イベントの特徴の違い まず前提として、「toB」イベントとは、企業向けのイベントを指す。展示会や講演会なども含めている。「toC」イベントとは、一般人消費者向けのイベントを指す。フェスや、ライブ、スポーツ興行なども含めている。 イベントの傾向として「toB」向けイベントの方がゴールや、解決すべき課題が明確なので、設計はしやすい。一方で「toC」向けのイベント(ライブも含む)は、ゴールが分散するゆえ、参

「社内外チームのつくり方」で意識する「5つ」のポイント

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 #スポピザ 特別版の交流会の時間で「社内外チームのつくり方」について、どうやってチームをつくっているのかと、かなり多くの方に聞かれました。 どうやってチームをつくるのか。今回は「社内外チームのつくり方」、主にチームビルディング視点で記事にしたいと思います。 ちなみに、私が主催しているイベントの1万人規模を集めている「アクティブキッズフェスタ」や各地でショーを実施する「AIR TRICK SHOW」それから千葉ジェッツのにて500

「集客」に向けて悩む場合「打ち手」をやりきってるか?

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 集客を悩んでいる方がとても多い。今回はその件について書く。 「集客」に向けてやれる「打ち手」をやりきっているか 「集客」に悩む場合、ほとんどのケースでやれる「打ち手」をやりきってない場合が多い。悩む前に、やれることやりきっているか。似たポジションのうまくいっているところと比較し、どこがやりきれてないかを自ら探ってみること。表に出てる見えやすいところだけじゃなく、見えにくいところも探ること。 「集客」は想像以上に地味 「集客」は、

過度な「競技化」は「愛好者」を減らす

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 私は、スポーツなどのイベントプロデュースを行うケースが多く、さまざまなスポーツや様々なジャンルのコミュニティに触れることが多いです。 その中で中で感じたこと。 過度な「競技化」は「愛好者」を減らす。 今回は、陥りやすい、競技のコミュニティの傾向、「愛好者」と「ガチ勢」で起こりやすい話について掘り下げてみる。 過度な「競技化」は「愛好者」を減らす 過度な「競技化」は「愛好者」を減らす。とは、よく言われるフレーズ。例えばだが、固

イベントの「集客」は、参加者のそれぞれの中にあるコンテキスト(文脈)が命

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 以前に、イベントの「集客」について書いた記事があります。 ちょうど1年前に書いた記事ですが、継続的に読んでいただいている記事で、その反響が素直に嬉しいです。 中身については、イベントのつくり込みについて書いた記事ですが、どちらかというと、売り手の思想、プロダクトアウト的な視点で書いた記事でもあります。 ただ、イベントの集客は事前にイメージを与えきることの大切さや、どこまで来場希望者に事前にイベントのイメージを与え、行く理由がつ

各イベントの「難易度」を考える。

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 最近、私のTwitterのフォロワーさんにイベンター(イベントを企画・主催する方)が増えて来ているので、私が考えるイベント「集客」の難易度を伝えておきます。 仲間内イベントならならば楽で一般向けは難易度が高め難易度レベル順 ・仲間内(友達を呼ぶ) ・会社(同じ会社や部署の人を呼ぶ) ・オンラインコミュニティ(オンラインコミュニティの人を呼ぶ) ・コミュニティ(学校/クラスを呼ぶ) ・toB向けイベント(ビジネス軸・社会人を呼ぶ)

大きな「スポーツイベント」に実施に向けた3ステップがある

こんにちは。佐藤奨です。 寄稿させてもらっているBREW(ブリュー)のメディアにて、大きな「スポーツイベント」も「少人数の熱量」からはじまる という記事を前編、後編に渡って書きました。※後編は近日中に公開予定 この記事にて、日本におけるビッグイベント・プロジェクトはどのように始まったか?ということに触れたのと、私のスポーツイベント実施に向けた実体験を基に、イベント実施までの3ステップについても触れました。 実体験として触れるのは、2つのイベント、年2回ペースで毎回1万人

週末のビックイベントに向けた最終週の準備の様子と体制づくりのお話

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 いよいよ、5月4日に、初めてのアクティブキッズキャンプの開催となりますが、開催日はついに今週末に迫ってまいりました。 本イベントは、東京有明で開催してきたアクティブキッズフェスタの姉妹イベントとして、初めて有明から飛び出し、東京の多摩川河川敷でDAY CAMPをコンセプトとしたイベントを実施します。 東京有明のアクティブキッズフェスタはお台場の臨海エリアということで、コンクリートの多めな都市部での開催であるのに対し、今回のアクテ