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まるで戦場にいるかのような没入感が味わえる「1917 命をかけた伝令」

TOHOシネマズ日比谷で「1917 命をかけた伝令」を観に行きました。第一次世界大戦の戦場で重要なミッションを届けるために駆け抜ける全編ワンカットで展開される映画です。

2020年のアカデミー賞に10部門ノミネート。音響編集賞、撮影賞、視覚効果賞を受賞しています。映画撮影に関する賞を受賞しているということはそうです、全編ワンカットに加えて、戦場にいるかの臨場感を味わえる映画館で観るべき映画なのです。本当に素晴らしい作品でした。

何度も書いていますが、全編ワンカットであり、そのカメラワークはあたかも自分が戦場にいるかのような感覚を味わる没入感があります。自分が、伝令を伝えるふたりと一緒に戦場にいる第三者的視点のような感覚です。

そのカメラワークの映像に加えて、さらに臨場感がある音。IMAXで鑑賞していましたが、映像の中で発生する銃撃戦や戦場の様子の音がとてもリアル。四方から様々な音が聴こえてきました。カメラワークと音のリアルさが戦場で第三者のように存在している感覚によって、ストーリーで進んでいく場所にいたくない気持ちになりました。

与えられたミッションを届けるために時間は1日しかない。その戦場で繰り広げられる緊迫感、最後までミッションを果たすことを諦めない姿、その様子がワンカットでダイナミックに展開されていく。

映画館で観るからこそ、体験できる映像の没入感をぜひ味わってください。作品賞を獲るのではないかと言われていた作品。観る価値は大いにあります!できることならIMAXで観てほしい…!

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