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毎回を神回にする | #02 ゴールデンルール

初投稿から半年続けたSteal with Prideシリーズに続く第二弾。今後は毎回を神回にする( 10 回予定)をお届けします!


みなさんにとっての神回とは?

過去 3 年間合計 166 回のイベントで 10,653 名の参加者(内 1,365 名の経営者)に対してプレゼンテーションやファシリテーションを行い、平均の満足度は 4.73 / 5.00(5: 非常に満足 - 1: 非常に不満足、2024 年 4 月時点)を維持しています。

そのうち、4 回に 3 回は参加者全員が 4 点以上“ほぼ”神回、さらには 5 回に 1 回は参加者全員が 5 点満点神回となっています。

99% の努力と 1% の奇跡

参加者が、イベントに満足することはもとより、それ以上に「なんだかできそうな気がする!」自己効力感を感じて、実際に行動に移す後押しとなることが理想的です。

究極的には、人生の転機となる「魔法がかかったような瞬間」であるマジックモーメントとなれば、それがその人にとっての神回と言えるでしょう。

神回は狙わないことには、神回にはなりません。それには 99% の努力と、ほんの 1% の奇跡が必要です。

やるべきことを抜かりなくやってるからこそ成せる技・・・実は、緻密な計算の上に成り立っています。まさに、「人事を尽くして天命を待つ」です。

ゴールデンルール

私が意識していることを 3 つのゴールデンルールとしてまとめてみました。

ただ、それらは、なにも特別なことではありません。むしろ、至極当然なことを、改めて強調しているだけです。

大事なことって分かっていても意識しないと・・・うっかり忘れてしまって、出来てないなんてこともありますよね。

1. 参加者が主語

主語が変われば、視点が変わり、視野が広がります。

自分を主語として、「何かを売り込みたい!」って思いは大切にしつつ・・・参加者を主語に変えて、参加者にとってのベネフィットは何かを意識します。

最終的に両者のやりたいことが一致して、Win-Win の関係が築ければ理想的です。

2. 当事者意識と期待値調整

イベントの成功には、参加者の当事者意識と期待値調整が欠かせません。その場にいるただの参加者にとどまらず、イベントの当事者であるべき。それができていないと・・・参加者が「なんかイベントあるってよ!」というゲスト感覚の受け身になってしまいます。

また、できるだけポジティブに言い換えること。昔から、「言霊」と言うように、言葉の持つ力は、あなどれません。物は言い様・・・どのように呼ぶかで、パワフルなブランディングになります。

例えば、イベントの時間が限られている場合・・・

  • 「時間のないプレゼン」「ライトニングトーク」

  • 「時間のないワークショップ」「スピードワークショップ」

  • 「時間のないラウンドテーブル」「リフレクション」

と言い換えます。

「時間が十分にない」という事実を逆手にとって、「あえて時間の制約を設けるからこそ、最も大事なことにフォーカスできます!」と説明すれば、むしろ、参加者の集中力を高められます。

3. 事前準備が 9 割

当日、頑張るのは・・・当然です。ただ、その 9 倍くらい、事前準備に労力を割いてください。「事前準備が 9 割、当日が 1 割」です。

事前準備では、必ず事前アンケートを実施します。その目的は 3 つあります。

  • プロファイリング:参加者の課題や関心事を理解して、アジェンダやコンテンツを調整します。

  • コンテンツ:アンケート結果をコンテンツに活かして、参加者の共感と気づきを促します。

  • ウォームアップ:参加者に事前にテーマや課題について考える時間を与えて、当日にピーク・クライマックスを迎えられるように演出します。

もちろん、事後のフォローアップもお忘れ無く!「事前準備が 9 割、当日が 1 割」には続きがあり、「事後が10 割」です。

そうでなければ、イベントやワークショップの満足度が高いだけで、骨折り損のくたびれ儲け・・・なんのインパクトも生まれません。

事前の打ち合わせの段階で、しっかりとフォローアップについても、予め決めておくことをお勧めします。

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次回は、「PERCEPTION」です。

FYI:併せて Steal with Prideシリーズもどうぞ!

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