とやまゆか

記憶の置き場所。日々の独り言をつれづれと。

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2023年の3大変化

1. 引っ越したかが引っ越し、なんですが、いまの日常をぶっ壊したいと直感で物件を選び思い入れのあったまちを離れたので、私のなかでは大きな変化でした。 詳しくは下記で 引っ越して何が変わるかな〜?と思ってたけど、やっぱり変わる。前は住んでるだけでつながりができたしイベントがあったけど、いまは自分でつくる必要があり、ある意味「匿名」で居られるので、とても独り感のような何か。 2. 文化活動の深耕ドラマは去年から引き続き、映画と小説を深ぼった。映画はたぶん100本くらい、多

    • 30歳になりそうです

      物心ついてから年齢の十の位が変わるのが初めてだからか、構えているけど、そんなにきっと変わらない。30代以上の方に話を聞くと悩みが減るよ!20代より楽しいよ!と言ってくれます。悩む必要があることとないことがわかり、どうしようもないことはどうでもよくなる、それはうれしいけれど、何かを失いそうな気もしてそわそわしてます。 ということで、せっかくなのでどのような20代だったかを書こうと思いまして。当時書いたnoteを読みながら書いていたのですが、2年以上前のnoteに書いている悩み

      • 与論島は「何もしない」ためにいく場所

        与論島に行くのは6年ぶり3回目。1回目は島キャンというインターンシップで、2回目はそれで出会った友人と、今回は有給消化で私ひとりできました。与論島は少し行きにくさもあるのですが、それ故のよさもたくさんあるので、それが伝わったらいいなと思っています。 与論島は鹿児島の最南端の島です!なので、鹿児島県ではあるものの、どちらかというと沖縄に近い。面積は20.8 km²、一周23.7km、もう少しわかりやすくすると、一周車で20分くらいなので、自転車でも普通に回れるくらいです。人口

        • 何もかもが目まぐるしく

          推しができるってこういうこと短期間で何もかもが変わっていく。数ヶ月前までわからなかったことがわかったり、持っているものが変わったり。時々私が私に待ってくれ、といいたくなる。例えば、最近は推しっぽいものを手に入れた。数ヶ月前に友人宅で彼女たちの推しの動画や写真をたくさん見て、この髪型がいい!この服がベスト!などいっていて、「ほお」とどこか上の空で聞いていた私が、最近では推しのベスト髪型×衣裳の音楽番組を探している。 推しという概念についても、他人事だったが、推しは世界平和にな

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        • 本とかいろいろ
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        記事

          6月作品集ー怪物、よだかの片思い、最後まで行く など

          エゴイスト映画を見てから本を読んだ。まず、鈴木亮平さんが書いたあとがきで、作家の名前が高山真ではなく浅田マコトであったこと、エゴイストは浅田さん自身の話であったことを知った。他に書いた作品を調べてみると小説はエゴイストだけだった。 愛について深く多角的に描かれている小説。浩輔の優太に対する愛は恋愛と家族愛と両方だったのか、恋愛から家族愛に変わったのか。自分を優太に投影してお母さんにできなかったことを優太のお母さんに異常なほどに与えたり使ったり。お金とか過ごす時間とか。彼らに

          6月作品集ー怪物、よだかの片思い、最後まで行く など

          可愛くないから幸せになれないと思っていたあの頃

          「だが、情熱はある」がグサグサ刺さっている「だが、情熱はある」は南海キャンディーズの山里さんとオードリーの若林さんの売れない若手時代から今に至るまでのドラマです。「ほぼ実話」とうたっているように、ほぼ実話。初回から主演ふたりの演技がすばらしすぎて見続けていたら、過去の劣等感にまみれた私を浄化できたので、その話を書こうと思います。 昔の私がやまちゃんに似てると思ったのは、劣等感を着火剤に猛烈に努力すること、周りの人が自分と同じくらい頑張ってないとイライラすること。若林さんに似

          可愛くないから幸せになれないと思っていたあの頃

          チェーン店で一人呑み、「すごい」発作、続・街コン研究 など

          東京との心理的距離感引っ越して1ヶ月半くらいが経ちました。気付きは色々あったど、一つは「東京に住むってこうなる???」という驚き。前の家も川崎とはいえ、渋谷までは30分くらいだったし、そこまで「東京遠いな!」って思ったことなかったんですけど、東京に引っ越してから、東京に行きやすくなった。心理的距離感?最寄り駅は品川から10分かからないくらいで、大井町と大森も近所って、もう楽しいです。 もともと大井町狙いで引っ越したけど、実際に買い物や飲みにも行っているのは大森。少しオフィス

          チェーン店で一人呑み、「すごい」発作、続・街コン研究 など

          5月作品集ー由宇子の天秤、甘いお酒でうがい、新聞記者 など

          おやすみ東京Chaptersから届いた本。オムニバスになってて、最後まで読んだときにするするとつながったけど、それまでははまらなくてなかなか読み進められなかった。タイトルに東京と言ってるくらいなので、やはり東京の地名がたくさん出てくるし、私も結局東京ってなんなんだろうなーっていうことを考えつつ。文中に()が多用されてるのも、特徴的だった。 会う会わないを選べるけど、会ってても残ってない、一期一会的な話なのですかね。 恋は光私の中の西野七瀬至上一番かも。馬場ふみかはもう少し

          5月作品集ー由宇子の天秤、甘いお酒でうがい、新聞記者 など

          思い立ってから引っ越すまでの40日間

          私の変化は突然やってくる暮らしに余白がない、最適化されすぎてて、でも変える意味も見いだせなくて、いつか引っ越すだろうなーと思いながらも、この前の11月に更新したばかりだし、あと一年半はここに住むつもりだった。のに、仕事が終わったあとに家でぼやーっとポータルサイトを見ていたら、動き始めてしまった。 この物件しか内見せずに申し込みホームズでよさげな物件を2、3個見つけたので、とりあえず見てみるかーと思い、問い合わせ、翌日不動産会社から連絡があった、3月3日。他にも紹介してもらえ

          思い立ってから引っ越すまでの40日間

          住んだら人生が動いた4年半

          武蔵新城に引っ越してきたのは4年半前の2018年11月。それまで学芸大学のシェアハウスに住んでおり、知り合いに引っ越そうと思ってますと話したら、石井さんを紹介してもらった。石井さんは、武蔵新城あたりで賃貸マンションを20棟近く所有していて、まち全体の魅力も高めるために飲み歩きやマルシェなどのイベントを主催してたりもする、スーパー大家さん。すぐに連絡を取り、武蔵新城に行った。新城に行ったのはそれが2回目で、一回目もあるお店に行っただけだったので、まちの雰囲気などは全く知らなかっ

          住んだら人生が動いた4年半

          3月作品集ー少女は卒業しない、エブエブ、山田詠美 など

          ネタバレ含みます! 神様のビオトープ 凪良ゆう死んだ旦那さん(鹿野くん)と住んでいるうる波ちゃんの話。うる波ちゃんのまわりには何か大きな癖を背負ってる人たちがたくさん。頭が良すぎてロボットとしか仲良くなれない小学生や、いとこなのにストーカーと間違われてると思ったら女の子のほうに複雑な思いがあったり、小学四年生が好きな高校生、同じように彼氏が死んでしまって幽霊になってるという友人を突き放すこともある。凪良ゆうさんの本は、主人公と周りの人との関係はさまざまだけれど、誰かと一緒に

          3月作品集ー少女は卒業しない、エブエブ、山田詠美 など

          4社目でマネーフォワードに転職して、一年が経った

          2022年4月にマネーフォワードに転職し、もうすぐ一年になります。いま社会人7年目(もうすぐ8年目)でマネフォが4社目なので、約2年毎に転職をしてきました。今まで経験してきた3社は下記のように、事業内容はイベント、不動産、Web接客・分析ツールと様々、職種も既存営業、コンテンツディレクター、カスタマーサクセスと様々、スーパー様々です。 そのようなつまみ食いキャリアを経て、今何をしているか、それぞれの経験がどのように活きているのか、できなかったことをどのように乗り越えてきたか

          4社目でマネーフォワードに転職して、一年が経った

          2月作品集vol.2ーエゴイスト、綿矢りさ、ちひろさん、PLAN75 など

          ネタバレ含みます! しょうがの味は熱い 綿矢りさ26歳のカップルが結婚前に同棲して息苦しくなって彼女が結婚を切り出すが彼女が実家に帰ることで寂しくなって最終的にはプロポーズをする話。私は同棲したことないし結婚を考えたこともないけどこの感覚わかるなーとなった。彼女が彼氏を好きすぎて緊張しながら生活をする、彼氏は自分のペースを崩されてイライラしてしまう。彼女は実家に帰るとお父さんやお母さんがいることで居心地の良さを感じるものの、彼氏が迎えに来てプロポーズをされると、親がどんなに

          2月作品集vol.2ーエゴイスト、綿矢りさ、ちひろさん、PLAN75 など

          2月作品集ー朝井リョウ、茶飲友達、手、サマーフィルムにのって など

          ネタばれありますたぶん! 夜空はいつでも最高密度の青色だ最果タヒさんの映画!ってかんじ。虚無の中の光の話。仕事しても虚しくなるし人は死んでいくし事件や地震が起きて、世の中は不幸なことばかり。それを見てみぬふりできない石橋静河と池松壮亮。斜に構えててぶっきらぼうで情緒不安定なんだけど、人間らしくて、繕ってる感じはしない。から、二人は好き。全体的に死の存在が大きいけど、小さな光を見つけていくしかないんだなと思わせてくれる。キャストが思ったよりも豪華。石橋静河と松田龍平と市川実日

          2月作品集ー朝井リョウ、茶飲友達、手、サマーフィルムにのって など

          1月作品集vol.2ー綿矢りさ、凪良ゆう、犬も食わねどチャーリーは笑う

          ネタバレふくみます! 生のみ生のままで 綿矢りさ逢衣が彩夏を好きになった変化、再会したときに彩夏が逢衣に心を開いていった変化のスピードが急降下すぎて、なんでなんで??ってなった。お互いに持ってる感情はいわゆる異性に対する恋愛と同じなのか?異性に対してだとすると、ひやひやするが、同性に対してだとただただ純粋だと思っていたので、それは何が違うんだろう。ひたすら相手と会いたくて、長い年月思い続けるという感情であることには変わりないのに。美しい彼とおなじで、そこに性別はなくて、「男

          1月作品集vol.2ー綿矢りさ、凪良ゆう、犬も食わねどチャーリーは笑う

          1月作品集ーケイコ 目を澄ませて、金原ひとみ、千早茜など

          ※ネタバレ含みます 21世紀の女の子友人に借りた。8分のショートムービーが13本くらいで構成されていて、それぞれ監督は20代中頃なので、私のちょっと年下くらい。話はガールズラブ、ちょっとすねた女の子が多め。私はそういう彼女たちが好き。一話目の石橋静河の「進まなくていいときもあるんだよ」と、山田杏奈の話の「(彼氏ができてから)なんかちがう」友人の「男性は女性より精神年齢が7歳年下なんだよ」みたいなナナメからのコメントが好きだった。チャイニーズマフィアの毒々しい絵面とリアル女子

          1月作品集ーケイコ 目を澄ませて、金原ひとみ、千早茜など