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【晴天の新緑】育もうツバメの子◇◇あの街へ行こう 海を越えて◇◇

煌く水面の上を
夢中で風切り翔る
翼をはためかせて
あの街へ行こう
海を越えて

作詞:Ayase

「ツバメ」は、
日本の音楽ユニット
YOASOBIの楽曲。

2021年10月25日に
各種音楽配信サービスにて
リリースされた。

YOASOBIの
配信限定シングルとしては
前作「
大正浪漫」に続く
13作目の楽曲であり、
NHKの子供向けSDGs番組シリーズ
ひろがれ!いろとりどり』の
テーマソングとなっているほか、

NHK『
みんなのうた』の
2021年10月・11月の
オンエア楽曲にも
なっている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

今日もみなさん、おつかれさまでした!

人生企画コンサルタントの望月レナです。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

最近、
「ツバメのように海を越えていきたい!」
という衝動に駆られる私。

特に、私たち日本人は、
なぜか海に行くと懐かしい
ノスタルジックな気持ちになりませんか?

その疑問に迫りたいと思います。

本日は歴史のジャーニーにお付き合い下さい。


🟧先祖は海を渡り、日本へやっていた⁉


実は、私たち日本人のルーツを辿ると
縄文時代の海洋民族の血
入っているのではないかという
仮説があります。

日本列島に最初にやって来た人々は、
海を渡ってやって来たというのです。

以下の地図は、
約2万年前の最終氷期の頃の
日本列島を示しています。

出典:日本語の意外な歴史

日本列島の一部は大陸とつながっていますが、
ほとんどの領域は、海に囲まれています。

日本列島の中でまず人類が現れたのは、
古本州島(現在の本州、四国、九州)です。

人類は38000年前頃に古本州島に現れ、
少し遅れて琉球列島
そして大きく遅れて
古サハリン・北海道半島に現れました。

つまり、

日本列島に最初にやって来た人々は、
海を渡ってやって来たと考えられます。

縄文時代にはすでに
確かな航海能力・航海技術を
持っていたことを示しています。


実は、

縄文時代に全国規模での交流が行われ、
人々やモノや情報の活発な動きがあったようです。

例えば、

新潟県糸魚川産のヒスイ
遠く離れた青森
沖縄諸島から見つかっています。

また、

当時、狩りのマストアイテムだった黒曜石も、
長野産のものが仙台北海道
関東からたくさん見つかっています。

当時すでに海路が確立していて、
日本列島全体でモノの行き来
起こっていたようです。

出典:The Yamanashi Chuo Bank, Ltd.


平和な縄文時代

諸説ありますが、
縄文時代は
今から約16,000年前から
約3,000年前までの間、
実に13,000年ほど続いた時代です。

サスティナブルな社会ですね。

また、長期的に栄えた集落もあり、
なんと6,000年間続いた集落もあります。

縄文時代の遺跡の調査により
1,000年以上集落が継続した
長期定住集落遺跡
が多くあり(青森、三内丸山遺跡など)
なかにはなんと4,000年間(石川、真脇遺跡)
6,000年間(北海道、垣ノ島遺跡)も、
同じ場所で集落が継続した例もあります。


近年の研究で
縄文時代のイメージは
大きく変わりました。

もしも食べ物が不安定だったり
争いが絶えなかったら、
同じ場所で何千年も
住み続けることは
到底できないはずです。

このことからも、
縄文時代は
平穏で豊かな自然と
調和した暮らし
があり、
持続的な社会であったと
考えられています。

乱世が始まった弥生時代


縄文時代は弥生時代と
どう違うのでしょうか。

違いは稲作の開始と言われますが、
それが社会構造に
どう影響を与えたのでしょうか?

縄文時代は、
食べ物を協力して得て、
獲ったものや育てたものを
みんなで処理したり
保存する共同生活でした。

リーダー(長老など)がいる
助け合いの社会で
身分や貧富の差はあまりなく、
弱い者は生活の助力を得ていた

考えられています。

一方、弥生時代には
水田で米を作る者
作らせる者が生まれ、
お米という富を
蓄える人が現れます。

すると、
水を引くための戦いや
土地の奪い合いが
起こるようになります。
実際に、弥生時代の遺跡からは、
額にやじりが刺さった人の骨
殴られて殺された人の骨
出土するようになります。

縄文時代には
殺傷目的の武器は出土せず
戦争という概念は存在しなかった
専門家は指摘しています。

縄文遺跡は前述のとおり
数千年続くことも
珍しくなかったのが、
弥生時代に入ると
遺跡は長くても数百年しか
続かなくなります。

人は長期的に
安定したいという願いから
稲作を始めますが、
土地所有という概念
富の所有という概念
囚われてしまい、
奪う、奪われるという
血で血を洗う乱世に
突入していき、
結果として争いの絶えない
世界が生まれたのでした。

煌く水面の上を
夢中で風切り翔る
翼をはためかせて
あの街へ行こう
海を越えて

作詞:Ayase

ツバメは、日本が冬を迎える前に
エサを求めて、海を越えて、
温暖な気候の東南アジアの方で暮らします。
日本から2000km以上も離れた
フィリピン、ベトナム、
マレーシア、インドネシアで
過ごし、
春になると
また日本に帰ってきます。

私もツバメのように海を越えて、
東南アジアにいきたいけど、
縄文人のような

確かな航海能力・航海技術がないっ!
残念ですが、
カヤックの近海プカプカで我慢します!


ツバメの巣は昔から縁起が良いと言われます。


その理由の1つとして、
より快適な場所を選び巣を作る
という
ツバメの習性があります。

渡り鳥として
環境の良し悪しを熟知しているツバメが、
色々吟味して子育てに適していると
判断した場所は、
恵まれた環境ということ。

また、外敵から巣を守るため、
ツバメは人通りの多い場所に
営巣する
ことでも知られています。

おそらく、縄文時代から
ツバメの営みは変わっていないでしょう。

自然と調和した
ツバメの暮らし方をヒントにして
私たちも縄文時代の本能に
寄り添った生き方を
見つけることで自然との調和、
共生する社会が見つけられると
思います。

まずは、
しなやかで穏やかな気持ちを
心に宿すことで
もしかしたら可愛いツバメが
あなたの心にも
小さな巣をつくるかもしれません。

その時は、
あなたの心の中のツバメの子を
みんなで育てませんか?

幸運のツバメを皆さんとともに
育むことができますように。

最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました🌴

See you later🧡

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