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明智光秀最古の出自の文献『江侍聞伝録』

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G02-江侍聞伝録と近江の歴史と光秀

G02-江侍聞伝録と近江の歴史と光秀

前回

『江侍聞伝録』の研究1973年(昭和48年) 滋賀県立図書館司書 石川正知氏が、『滋賀県地方史研究紀要』第一号(上)・第二号(下)で『江侍聞伝録』全文を活字化されています。50年近く前です。
その後、
1976年(昭和51年)、つまり3年後に『近江史料シリーズ [54]』 滋賀県地方史研究家連絡会編 に 同じ石川氏が『淡海温故録について』と題し書かれている中で、『江侍聞伝録』についても解説

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判の兵庫 memo

一、 永禄 十 二 年 己 巳 の 歳 より 翌年 午 の 七月 まで、 天 に 煙 の 出る 星 出来す。 また、 信玄 公 三十 一 歳 の 時分 より 召し 置 る ゝ 江州 石 寺 の 博士、 昔 の 晴 明 が 流れ にて 易者 なり。 なかにも 判 を よく 占 ひ 申す に つき て 判 の 兵庫 と 名乗る。 余 の 占 ひ をも 正法 に 仕り、 内典・外典 ともに 携 はり、

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G01-江侍聞伝録と近江の歴史と光秀

G01-江侍聞伝録と近江の歴史と光秀

とにかく、気になって仕方がなかった、光秀の出自について書いてある一番古い文書(今の所)『江侍聞伝録 (ごうじもんでんろく)』。
やっと手に入れたました。釈文と原文。

・釈文( 古文書の文字を現代の文字にしたもの)
「滋賀県地方史研究紀要 第2号~第3号」 滋賀県地方史研究家連絡会編 滋賀県立図書館 石川正知 1973~1974年
これは、出版され 図書館にありました。

・原文(滋賀県立図書館

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