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【社員インタビュー】新たに開発・設計業務に挑戦!お客様との信頼関係の構築で、現場拡大・キャリアシフトを実現

長年インフラ運用業務でご経験を積まれ、昨年より新たに開発・設計業務に挑戦中のIさんにお話を伺いました。ご本人のキャリアパスや、大変な経験が今でも役立っているというエピソードが特に印象的でした。ぜひご一読ください。

―はじめに、トリプルアイズに入社された時期とエンジニアになられた経緯を教えてください。
2016年の春頃に知人の紹介をきっかけに入社しました。もともとエンジニアとして社会人のスタートを切ったわけではなく、20代の頃は建設現場で働いていました。腰を痛めたことを機に50、60代までこの仕事を続けるのは難しいと思い、学生時代から好きだったパソコン関係の仕事への転職を考えました。最初はプリンタの保守などを行う仕事に就き、その後ヘルプデスクやカスタマーエンジニアとして5、6年働きました。次に日系企業でインフラ業務を担当し、未経験から転職を通じて少しずつエンジニアにシフトしてきた経緯があります。前職で一緒だった方から創業者の福原さんを紹介され、トリプルアイズに入社しました。

―2016年というと、トリプスアイズの雰囲気も今とは違っていましたか? 入社前、どんな印象を持ちましたか。
「プログラマー色が強そうだな、やっていけるだろうか」と思いました。というのも、私はインフラ系をメインでやってきた人間だったため、自分のキャリアと業務内容がマッチするか少し不安に思ったことを覚えています。採用面談の前に創業者の福原さんと偶然お会いしたのですが、その時に「入ったらよろしくね!」と言われ、握手をしました。まだ面接を受ける前なのに、面白い方だなと思いました(笑)

―入社後どのような業務に携わられたのですか?
入社してからは一貫してインフラ系の業務に参画してきました。はじめは、交通系グループ会社様のヘルプデスク業務に2年ほど従事しました。そのあと保険会社様にて、システム運用を担当しました。昨年からは航空会社様で開発、設計を担当しています。運用は「定められたものを、定められた通りに」という考え方が基本にあると思うのですが、そもそも土台であるシステムは自分だったらどう設計できるだろうか、と設計や開発への興味が高まってきたこと、さらにインフラ運用業務の経験を十分に積めた手応えを感じていたことから、新しい仕事に挑戦したいと思うようになり、キャリアシフトの相談をしました。そんな私の希望を叶えていただき、今は開発・設計という新たな仕事に挑戦中です。搭乗員の方や整備士の方が使う専用の端末や、端末に関係するサーバの開発・設計などを担当しています。

―運用から開発に移られて、どのような刺激がありますか?
毎日いっぱいいっぱいです(笑)運用では「定められたことを、定められた通りに。逸脱したことはしない」というルールの中でやっていたものが、開発設計になると、たとえば一つの値をとっても「どういう建て付けでこの値にするのか」と自分で考え、決めていかねばなりません。初めて触れる観点などもあり、新鮮な毎日です。ひと口に「インフラエンジニア」といってもインフラ運用業務とのギャップが大きく、大変なこともありますがとても刺激的で面白いです。

―行き詰まった時はどのように乗り越えていますか?
周りの方に聞きます。どういう考え方をすれば解決に導けるのか、現場の方に教えていただきながら対応しています。自分のなかにはない観点だと抜けがあっても気づけないこともあるので、質問・確認などのコミュニケーションを大事にしています。

―これまでの業務で大変だったのはどんな仕事でしたか?
トリプルアイズ入社後、最初に担当したヘルプデスクが社会人生活で一番忙しい仕事でした。巨大なグループ会社のヘルプデスクで、担当する会社は20数社ほど、それを約8名で対応していたため、朝から晩までひっきりなしに電話が鳴っていました。問い合わせ内容も、簡単なもの、たとえばエクセルの使い方を教えてほしいというものから、新しいシステムを導入したいのでうちの環境で利用できるのか、必要な手続きなども含め相談したいという専門的な質問まで、何の垣根もなく飛んでくる感じで(笑)さらに電話応対に加えてパソコンの手配や在庫管理、情報システム部が担当しているような承認業務まですべてこのヘルプデスクが20数社分担当していて、パンクしそうでした(笑)

―とても忙しい様子が伝わってきます。この業務があったおかげで今につながっているスキルはありますか?
お客様と会話をする際に内容を汲み取ったり、わかりやすい言葉で噛み砕いて説明したりする力が鍛えられたと思います。仕事をしていると、エンジニア以外の方とも話をする機会があります。そういった場面で相手にITの専門知識がなくても、スムーズに会話ができるのはこの経験から得られたものだと感じます。

―業務でやりがいを感じるのはどんなときですか?
お客様に喜んでいただけたときです。コロナ以前、お客様が協力会社のメンバーも含めて忘年会を開催してくださっていたのですが、そこで表彰していただきました。普段の業務を通してお客様に喜んでいただけていることを実感でき、またがんばろうという気持ちが湧いてきました。

―昨年開催されたトリプルアイズ全社員集会でも、表彰を受けられていましたね。どのような実績が評価されたのですか?
表彰は予想していなかったので当日名前を呼ばれて驚きました。昨年度、私1人だった現場がいま7、8人まで増えているので、その現場拡大に対しての評価だと思います。

―お客様から信頼されているということだと思うのですが、何か意識されていることはありますか?
特別に何かをしたということはないのですが、エンドユーザーのお客様のシステム運用を担当させていただいていた際、あいだに入っていただいているお客様からは基本的に現場での仕事をすべてお任せいただいていました。もちろん定期報告などはありましたが、細かな指示などはなく私に委ねられていました。その結果、エンドユーザー様にとても喜んでいただき、それがお客様からの信頼につながったのではないかと思います。今回、新たに開発の仕事に挑戦できているのも、お客様との信頼関係があったおかげだと思うのでありがたいです。

―素晴らしいですね。今後の展望を教えてください。
さらなる現場拡大です。メンバーを増やしていきたいです。航空会社様のオフィスは羽田空港に近く、窓から空港が見られます。ビルの1階で働いていますが、都内の1階でこれほど見晴らしがいい場所は初めてです。ここに新たなメンバーを集めたいです!
プライベートではコロナ禍で8キロ増量してしまった体重を落とすことが目標です。今は半分の4キロ落とすところまで来たので、今年中に元に戻せるようコツコツがんばっています。

photo by Ivan Shimko/Unsplash

―トリプルアイズはどんな会社だと思いますか?
入社して7、8年経ちましたが、当初とはいろいろな意味で違う会社になってきていると感じます。社長も変わりました。個人的に、変われない会社はダメな会社だと思っているので、この柔軟に変化できる社風はトリプルアイズの強みだと感じています。

―気になる技術はありますか?
ソフトウェア会社 Tanium社が出しているTaniumというEDR関連のシステムがすごいと思います。インベントリの収集や、パッチ・モジュールの配信など多機能でいろいろできるシステムなのですが、今後業務でも役立ちそうなので、使いこなしていきたいです!

―休日の過ごし方を教えてください。
小6と小1の子どもがおり、休みの日は一緒にゲームをしたりして遊ぶことが多いです。小1の子とポケモンをやることがあるのですが、ゲームに出てくる文字でまだ読めない部分もあるので、説明をしながら一緒に進めたりしています。あとはRobloxいうゲームも好きで、よく一緒に遊んでいます。

―新入社員、若手社員に向けてメッセージをお願いします
チャレンジしてください! そしていろいろ質問してください。年次の浅い今だからこそ聞けることがあると思います。2、3年後に「今さら何を聞いているんだ」と言われかねない質問でも、今なら素直に聞きやすく、相手も聞き入れてくれることもあると思います。曖昧なことはそのままにせず、少しでも疑問があれば積極的に聞き、早いうちに解消しておくと数年後の自分の助けになりますよ!


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