見出し画像

支配されたかったのか

幼い頃からの疑問。
尾崎豊は一体何に囚われていたのか。
どの歌を聞いても
自由を欲しがっている。
法律も規則も何もかも無くなったら
世の中は北斗の拳のようなモヒカンの団体が暴れ出し、ゴミは増え、やがてはナウシカの世界のような腐海が広がるだろう。
ある程度のルールがあるからこそ
明日が当たり前に来ると思う。
彼はサバンナに行くべきだったと思う。
明日の飲み水、食べ物を探す。
究極の自由の地へ行かず
死んでしまったなんてもったいない。
なぜ校舎の窓ガラスを割る前に
それに気付けなかったんだ。
子猫のように恋人と抱き合う前に
獣の毛皮を着てみればよかったのに。
自由を叫び続けて彼は結局
支配の中でしか生きられなかったのか。
その支配の中での不満や怒りに酔っていたかったのか。
そうだとしたら、彼は幸せだった。

幸福度は本当、人それぞれだ。
最近ひしひしとそう思う。
#日記 #エッセイ #コラム #自由 #幸福 #尾崎豊 #勝手に考察

ご愛読ありがとうございます。いただいたサポートは何らかの形で皆様にも還元されるよう活用いたします。まずは腰痛対策に取り組むことで定期的に記事を書ける体制を維持していきたいと思います。