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「イタ気持ちいい」は×「痛?気持ちいい」は〇

痛みに対しての耐性も人それぞれ。
揉みほぐしをしていると痛がられるシーンに出会うことは珍しくありません。もちろん、強弱や手の当て方などを変えながら痛みのない方法にするわけですが、「痛い!」ではなくて、「痛いけど気持ちいい」という状態を経験したことがある人は多いと思います。

実はこの「イタ気持ちいい」は力加減としてはあまり良い状態ではありません。揉みほぐしの副作用的な言われ方をする『揉み返し』に繋がる危険なラインを踏んでしまっている可能性があります。

僕は、「イタ気持ちいい」と言われた場合は少し強度を弱めるか、微妙に手の角度や当てる位置をずらします。気持ちよさがあるということはポイントとしては当たっている場合が多いので、わからない程度の微妙な動きになります。

マッサージ(揉みほぐし)されてるなぁ

そう実感できるのは「イタ気持ちいい」くらいの強さなのは理解できます。
ただ、痛みがあるということは筋肉には良い状況ではないので、揉みほぐしの効果を落としてしまうことになります。
理想は、

『痛?気持ちいい』

くらいの状態だと思っています。

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どんな状況かというと、凝りや張りにピンポイントで当たると「そこ!!」って感覚があると思います。その「そこ!!」っていう感覚にかける不可によっては「イタッ!」となるわけです。でも、急にポイントにあたると痛みと錯覚してしまうことがあります。

何かが突然身体に触れたときに咄嗟に「イタッ!」って言葉を発した経験はありませんか??
これは接触による驚きを痛みと錯覚したような状況です。
同じように、ポイントにしっかり触れると、優しい触れ方でも錯覚を起こすことがあります。この状況をうまく作り出せると揉みほぐしの効果を最大限に身体に伝えてあげることになると思っています。

『痛?くない、気持ちいい』

っていう状態です☆彡
「イタ気持ちいい」は短い時間で自分自身でするときなどは多少効果はあると思います。マッサージ器具など、機械を相手にするときは避けてください。

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