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猫のいる家でのテレワークとは?

外出禁止措置が出ているので、家にいる期間を楽しもうと、パンをずっと焼いてたら電気代が2倍になりました(笑

インドで昨年Lockdownになってから、我が社ではずっとテレワークが続いております。一部のチームでは昨年、落ち着きを見せ始めた時にオフィスへの出勤を始めていますが、それ以外は全員テレワークです。

我が家にはにゃんこが3匹います。1匹のお姉さんネコ(シロネコ)は、他の2匹(クロネコとみけ)と仲良くできないので、彼女は一つの部屋を占有。他の2匹がリビング(それこそ猫のひたいの様な小さいリビング)と、私の部屋を使っています。

ネコというのは、一日中寝ている生き物なので、テレワークの際に困ることはあまりないのですが、たまに「なぜだい・・・」というタイミングで元気な時があります。それも寝てて欲しい時に限って(笑

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毎週金曜日は週次報告の会議があるのですが、先日のその会議では、クロネコがなにをどうしたかすごい元気で、会議中ずっと「くるる・・・」と鳴いていました。通訳という職業上、ずっとミュートにすることもできず、また、ネコにアイコンタクトやジェスチャーは通用しない(笑

私の「後でね」が通じなかったのか、反応のない私に不満なクロネコは、部屋を走り回り始める。

焦る私。

クロネコを目の端でとらえつつも、会議は無常にも進行する。冷や汗をかきつつも、しどろもどろ通訳を続ける。この日は「あの~」とか「ええと、」が異常に多い会議になったことだろうが、もう記憶にない。

効果が無いと判断したクロネコは、次の手段に出る。

ベッドサイドの引き出しは、普段、まったく興味を示さないのでノーガードだったのだけど、ここを開けて、中身をかき回し始める。

「!!!(こら~~。。。)」

ノートPCでよかった。会議は続けつつ、ノートPCを持って立ち上がり、クロネコを手ぶりで叱り、引き出しを閉める。机に戻り、ほっと一息ついていると、すでに敵(クロネコ)は引き出しに戻っていた。あああ~。。

あきらめて、引き出しの前に陣取り、クロネコを阻止。会議も続く。


そんな中、電話が鳴る。

普段は知らない電話番号は取らないのだが、2回も連続で着信がある。あ~にゃんこ達のごはんと砂を注文してた!え?今?

インドのデリバリーシステムが発達してきたとは言え、デリバリー担当はまた英語が話せない人が多いため、再配達はやはり面倒だ。会議の5分をいただくか?それとも、明日以降の再配達を取るか?

我が家はground floor(日本で言う1階。インドでは0階、と表現します)。ちょうどゲート前にドアがあるので、ドアを開けて網戸ごしに手を振ってデリバリーの人に合図。(ここ!ここに置いて~!!)気づいてくれた彼は、ドアの前に置いて行ってくれた。ありがとう~。。次はこの箱をどうにかして中に入れねば。網戸を開けたまま会議はできないし、箱を置きっぱなしにして閉めたら近所の子供たちに何をされるか。(結局ミュートにさせてもらい、部屋に入れました。)


私への試練はまだ続く。

次は狙いをカーテンに定めたのか、上り始めるクロネコ。えっ、やめて。

私の部屋のカーテンは、3枚あるうち、すでに1枚はこのクロネコに破壊されている。残りの2枚も、あともう少しで危ない。他の部屋にかかっているカーテンのコンディションとは明らかに違う。ここ、家具付き物件なんですけど。。。

既に、届かない高さまで行ってしまった上に、声を出せないので、ただ見つめるだけの私。ちょうど先日、ぴっと、裂け目ができてた個所があったのだが、そこから徐々に、クロネコの体重に耐え切れず(5キロ近くあります)、ビリッ、ビリッ、と裂け目が広がっていく。

「(あっ、あああ~~~~。。。。)!!!!」

まさに声にならない悲鳴をあげ、2枚目のカーテンも大破。満足そうに去っていくクロネコ。

ちょうどその頃、無事、会議終了。

クロネコを思いっきり叱ったのは言うまでもありませんが、本人は「へ?なに?」レベルの反応。動画とかで見る、美しい家とネコ、という組み合わせはどのようにすれば存在するのでしょうか。。。誰か教えて下さい。

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