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家族と起業の関係について

27歳で結婚し、今は妻と5歳・2歳・1歳の男の子の5人家族で暮らしています。

核家族で子ども3人、且つ幼児期の年子の子育ては中々にハードだなと感じていますが、毎日笑ったり怒ったり沢山の刺激を受けながら、日々の生活はそれなりに楽しく、幸せな時を過ごしているのかなぁと思っています。

仕事は、2019年5月30日に起業し、HRTech領域でスタートアップをしています。

「子ども3人いるのによく起業しましたね?」と仰っていただくこともありますが、もともと自分の生き方として起業することは決めていたので、家族がいようがいまいが起業はしていた、というのが正直なところです。

少し無責任に聞こえるかもしれませんが、僕は家族の幸せのために会社を成功させようとあまり思っていません

せっかく人生を賭けて仕事をするのであれば、思いっきり挑戦して、「社会はもっとこうあるべきなんじゃないか」という思想・哲学をぶつけてみたい。その活動を通じて世の中を少しでもよくできたら「生きた甲斐があったな」「本気でやってよかったな」と思える。そんな仕事をしたいと強く思っています。

つまり僕にとって仕事はあくまで自己実現のためにしている感覚が強いのです。

家族の幸せはそれとは完全に別の世界。できれば毎日一緒にいて、寝かしつけしてそのまま一緒に寝てしまいたい。沢山お出掛けして思い出をいっぱい作りたい。みんなの成長の瞬間を側で見ていたい。心からそう思います。

しかし、自分の価値観として「家族の幸せ」と「仕事の成功」は切り離すべきものとして捉えています。

家族のために仕事を成功させようと思うことは素晴らしいことだし、その考えが全くないわけでない。そして当然ながら否定するものでもないのですが、会社を経営する以上は社会に対して、関係者に対して最大の価値と利益を生むべく運営していくべきです。

この2つの概念を一緒にして「成功したら幸せにできる」と思ってしまったら、経営の目的がぶれ、私欲による視座の低下に繋がるリスクすらあると思っています。

ただし、この考えはあくまで起業した者の責任であると僕が勝手に思っているだけで、社員の家族は全員必ず幸せにする。という覚悟ですし、それだけは比較的他の経営者の方にも負けないのでは?と思っています(うちはまだ家族持ちの社員はいませんが)。

平日も最高にエキサイティングだし、休日は休日でとても楽しく週末には「あぁ、家族との時間が終わってしまう」と感じるほど、どちらも大切な時間です。

ただ、仕事での成功と人生の幸せは別軸で捉えようというのが個人的な考えです。

まだ何者でもない僕がこのようなことを書くことは非常に憚られるし、実績ある人が書くほうが参考になることも説得力もあるだろうと思うのですが、まだ成功も失敗もしてない自分のような者が書くことのリアリティもまた一興なのでは?と思いまして、書いてみた次第です。

ということで本日はクリスマス。
今晩は少し早めに帰らせていただきます🎅

Merry Christmas✨

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