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妻の酷評。

 サンガリアは、基本的には応援している。

 スーパーへ行って、安い上に、少しチャレンジングな飲み物を見ると、サンガリアであることが多い。

 最近、「お芋ブーム」が続いていることを知って、そして、飲料でも、さつまいもがあった。

 そして、それはサンガリア製だった。


さつまいも&ミルク

 購入して、夜になって、少しずつ飲んだ。

 いもだった。そして、なんとなく懐かしかった。

 それで、妻にも飲んでもらおうと思って、次にスーパーに行った時に、飲料の棚を見たら、すでになくなっていた。

 だから、もう今季はお目にかかれないし、もしかしたら、こうした商品のサイクルは早いし、実感としては分からないものの、競争も激しいと聞いてもいるので、もう2度と飲めないかもしれない、と思うと、ちょっと残念だった。

 それが、さらに2週間ほど経って、また、「さつまいも&ミルク」があった。
 買ってきて、冷蔵庫で冷やし、妻にも飲んでもらった。

妻の酷評

 一口飲んで、あまり見たことがないようなしかめ面をした。

鼻から、おいもが抜けていく----- 。
 いもの悪いところが出ていると思う」。

 気持ちを整えてもらってから、また感想を聞いた。

「さつまいも、って固形物で、食べて一体感を感じるでしょ。
 それで、味わって、その香ばしさのようなものが、鼻に抜けて、それでおいしいと感じるんだと思う。甘さとかも」。

 妻は、飲料の成分表を見ながら、続ける。

「----だのに、ミルク、脱脂粉乳が、ウワーッって、鼻に抜けて、さつまいもと分離しちゃっている、というか」。

 さらに、飲んでいる。

「2〜3口飲んでいると、慣れてきて、少しおいしくなってくる気もするけれど、でも、やっぱり脱脂粉乳かも------」。

 妻が、これだけ酷評するのも難しいけれど、ずっと脱脂粉乳がまずい、と言い続け、だから、豆乳の味もあまり好きではない妻にとっては、脱脂粉乳が、何しろダメだったのだろう。

 もしかしたら、食品にも、わずかに脱脂粉乳が使われていたら、敏感にわかるようなレベルだと、いつも思う。

 ただ、こうして評価が分かれるような飲料を出すところが、私にとっては、サンガリアを応援したくなる理由でもある。

 自分でも飲んで、それなりに粘りがあって、甘さも強めで、美味しく感じたから、人の好みは違うんだ、と改めて思った。


 しばらくずっとスーパーの棚で見なかったけれど、さらに時間が経って、また見かけた時は、再び買ってしまった。

 もちろん、私一人で飲んだ。



(他にも、いろいろと書いています↓。よろしかったら、読んでもらえたら、うれしいです)。




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